「遊びの向上心忘れずに」高橋名人がGJFでトーク

2002年11月9日

　現在，マイドームおおさかにおいて開催中のゲーム体験イベント「Games-Japan Festa in OSAKA」。特設ステージも用意され，ゲーム大会などがイベント開催中（明日・10日まで）ひっきりなしに行われるが，イベント前から特に注目されたのが，ハドソン・高橋名人のトークショウだろう。

　首都圏で行われるこのテのステージイベントだと，声優さんや歌手が壇上に上がるパターンだろうが，頭にバンダナをまいて紙袋を持参してくる高橋名人の姿を拝見できた関西のファンは違った意味で幸せである。

　ステージ前に集まったファンは，“高橋名人”がTVや雑誌で活躍していたころ幼稚園・小学校だった世代ばかり。幼いころのヒーローを前に異常な盛り上がりとなった。

　何故か壇上のテーブルの上にはファミコン本体が（笑）。

　高橋氏が持参した紙袋の中身は，ファミコンカセットと“あの”ジョイスティックだった！　いきなり「ロードランナー」や「スターソルジャー」を立ち上げ（ステージ上の中型スクリーンに画面が映されている），あの当時（もう18年前になるのか）から全く衰えない指さばきを披露してくれる「名人」。ステージ前に集まったファンからは自然に拍手が！

　プレイしながら，高橋氏は例の“16連射／秒”は本当にできたとしながらも，「今は無理だよ〜」と会場を笑わせる。ほかにも日本中を行脚して死ぬ程忙しかったという全国キャラバンの思い出話や，ギターの腕前を披露してくれるなど（とってもお上手でした）大サービス。

　そうそう，仙台かどこかで「警察の1日署長になる」と話したら，子どもの間で「高橋名人が逮捕された」という誤報になって日本中に広がったという「あのウワサ」の真相も紹介された。

　最後に今後の予定を聴かれ，「ゲームに限らず色んな遊びを提供していきたい」と夢を語ってくれた。高橋氏，いや高橋名人は，「小さいときにしかできない楽しみはたくさんあるはず。今後も“遊びの向上心”を追求していきたい」と大盛況のトークショウを締めたのだ。

　20年近く経った今も，「高橋名人」は僕らのことを考えてくれるヒーローのままだった。

　なお，明日（10日）も高橋氏のトークショウは予定されているので，みんなで貴重な話を聴きに行こう！

Games-Japan Festa in OSAKA 2002レポート
・GJF会場で特に注目されていたタイトルを紹介！
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・物販コーナーや抽選会なども楽しいGJF

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