1999年2月9日

「WebTV」Dreamcast版は

ゲーム感覚で操作可能

 ウェブ・ティービーネットワークスは2月9日,同社のインターネットサービス「WebTV」Dreamcast版の接続ソフトのデモも行った。

 基本的にDreamcastから「WebTV」への接続操作は,Dreamcastのコントローラですべて行える。方向ボタン,スタート,A,Bボタンを使って,ゲーム感覚でアクセスなどができる。方向キーで「メール」「お気に入り」「検索」など各種機能のアイコンに選択枠を移し,ボタンで決定,という手順だ。

INFORMATION

ウェブ・ティービーネットワークス
URL: www.webtv.co.jp

 メールの本文作成などは,パッドでソフトウェアキーボードを起動して文書を書くことも可能(オプションのDreamcastキーボードをオススメする)。メール文執筆で,長い時間電話回線を繋ぎっぱなしとしないため(電話代節約)約2分で自動的に回線が切れる。また再接続時は,スタート画面からやり直す必要はなく,回線が切れる直前の画面から再度作業ができるのは嬉しい。

 また,今まで閲覧していたページの履歴も画像付で一覧表示され,リサイズされた画像群の中から任意のページを方向キーで選択してAボタンを押すだけで簡単に戻ることができる。

 ほかには,右トリガーボタンで「オプション」機能が選択できるようになり,お気に入りのページのブックマークすることや,直接URLアドレスを入力も可能となるなど,直感的な操作でいろいろなことができるようだ。

 またDreamcastユーザーを意識した特別番組も数多く企画されている。

 ゲームソフトの売れ筋や新作ゲームのレビュー,イベントレポートといった週刊のゲーム情報がメイン。ほかにもDreamcast専門誌ページへのリンクや,雑誌との連動のグッズプレゼント,さらにはネットワークを使ったミニゲームなども楽しみだ。

 現在でも「ドリームパスポート」により,Dreamcastからインターネットへの接続が可能だが,「WebTV」はサーバ側でやり取りしたメールデータが2Mバイト分も(しかも6ユーザー分それぞれ)保存でき,別記事に書いたように,TV画面に合わせた画面表示も魅力。

[ITmedia]

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