1999年7月23日
今回のMELTDOWN TOKYO 1999ではDreamcastに関してのセッションも行われた。DC用のDirectX 7はPC用よりもやや遅れての登場となりそうだ。DCのDirectXは通常のWindows用のものと異なり,ハードウェアを直接コントロールするため,その修正に若干の時間がかかるようだ。DCのOS,「Windows CD for Dreamcast」はゲームのCD-ROM内に収められている。現在はDirecX 6.1相当のものが組み込まれているが,これがDirectX 7へと将来的にバージョンアップするわけである。
マイクロソフトはDirectDraw,Direct3Dといった,必要なDirectXコンポーネントを使用することで,PC用ゲームとほとんど同じ開発環境でDC用のゲームソフトを開発できる点を強調し,また同時にその差異による注意点などを具体的に説明していた。わずかな手間で100万台近いDC市場への製品投入も可能となるので,PCゲームデペロッパーにとっては悪くない話と思える。 会場からもDCに関する技術的な質問などがあがり,やはりDCはPCゲームデペロッパーにも気になる市場のようだ。 関連記事: [SOFTBANK GAMES] |
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