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映像と音だけでなく空間との親和性も追求〜FORIS.TV in House vol.1ハンズオン(3/3 ページ)

» 2004年03月04日 00時00分 公開
[相澤裕介,ITmedia]
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ティータイム

 この部屋にある格子ガラスの向こう側は、玄関とリビングをつなぐ廊下となっている。ガラスであるが故に、廊下側からFORIS.TV「SC23XA1」の背面が丸見えとなってしまう。以下の写真はその様子を撮影したものだ。

 通常のテレビであれば電源やアンテナ線のケーブルがむき出しになるため、景観を大きく損ねてしまう。しかし、FORIS.TV「SC23XA1」は背面にケーブル類を1本も確認できない。これは、ケーブル類を隠すカバーが装備され、スタンドの支柱内にケーブルを通す構造になっているからだ。このように、細かな配慮が加えられ、後ろ姿も見栄えするフォルムとなっている。

フォリスの背面:ケーブル類はすべてカバーや支柱内に収納できる。後ろ姿まで美しいフォルムをもつ

ベッドルーム

 続いては、2階の寝室に設置してみた。ベッドからテレビを眺める場合、ベッドに腰掛けてテレビを見るか、もしくは横になった状態でテレビを見るかで最適な高さが異なる。いずれにせよ、『ソファービュー』〜『フロアビュー』の低い位置に高さを調整してやればよい。

寝室:就寝前のひとときを、FORIS.TV「SC23XA1」とともにテレビや映画で過ごすのも趣がある

 上の写真が実際に設置してみた様子だ。ベッドルームの落ち着いた空間にも、「SC23XA1」がとけ込んでいるのが確認できる。たとえばベッドルームで寛ぎながら、お気に入りの映画や音楽を、DVDの高画質・高音質で楽しむのもいいだろう。プレーヤーなどの周辺機器に煩わされることもない。こんな楽しみ方も、FORIS.TVならではのスタイルだ。

用途は自由自在、自分だけの隠れ家にて

 最後に、少し変わった設置例を紹介してみよう。以下の写真のように、ウォークインクローゼットを書斎として活用してみた。

隠れ書斎:隠れ家として利用できる小部屋を、FORIS.TV「SC23XA1」がさらに演出する

 このような部屋にFORIS.TV「SC23XA1」を設置してみるのも面白い。物事に集中するために創出された狭い空間ではあるが、そのためだけに利用するのは捨てがたい魅力をもっている。ここにFORIS.TV「SC23XA1」を持ち込めば、隠れ家的な趣を持つ小部屋として、居心地のよいスペースが完成する。誰にも邪魔されることなく自分だけの時間を満喫できる空間。一人で映画に集中したい場合などに、他のどんな部屋よりも快適な空間となるであろう。


 ここまで紹介してきたように、FORIS.TV「SC23XA1」はあらゆる空間、シーンに溶け込むように馴染んでいく。主張が強いテレビ製品において、これはもう一度再確認しなければいけない観点だ。もちろん、冒頭でも述べたように、映像、音声の性能にも非は見当たらない。家庭用テレビが登場してから約60年。FORIS.TV「SC23XA1」は新しいテレビのあり方、ライフスタイルを提案してくれている。

 なお、FORIS.TV「SC23XA1」が活躍するシーンは、今回紹介した空間以外にも多く存在する。そこで、次回は別の住宅を利用してそのの実力を検証していきたいと思う。同じリビングでも住宅が変われば各部屋の雰囲気の一変する。異なる環境でどのようなスタイルを示すのか? 次回も注目していただきたい。

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