左側面の電源ボタンの下には「MODE」ボタンがあり、押すと、DV(デジタルビデオ撮影)、DSC(デジタルスチルカメラ撮影)、MP3(音楽再生)、VR(ボイスレコーダー)、PLAY(ビデオ/写真/ボイス再生)、SET UP(設定)というメインメニューが表示される。また、このほかにLIGHTというモードもあり、選ぶと画面が消え、単にライトが点灯する(懐中電灯モード?)。このほか、MENUボタン、DISPLAYボタンもあるが、操作は前述のカーソルボタンと決定ボタンが中心となるので、非常にわかりやすい。シャッターボタンはレンズ回転ダイアルについている。
まずは、ビデオ撮影モードから見ていこう。メニューから「DV」を選択すると、画面にはレンズからの映像が映し出され、左上にはDVモードを示すアイコン、その下には撮影解像度、右上にはバッテリー残量、そして最下部には撮影可能時間が表示されている。ここでMENUボタンを押すと、詳細設定画面が表示され、露出は0.3単位で−1.5から+1.5まで、測光は平均/センター(=スポット測光?)/セントラル(=中央重点測光?)、シャッタースピードは自動および1/1000から1/2まで、ホワイトバランスは自動/晴天/曇天/蛍光灯、撮影サイズは640×480/320×240ピクセル、撮影品質はベスト/ファイン/ノーマル/ベーシック/エコノミーを選択可能だ。
また、この基本設定のほかにアドバンス設定もあり、映像効果(なし/モノクロ/セピア/赤フィルター/緑フィルター/青フィルター)、撮影モード(ノーマル/スポーツ/夜間)、ISO感度(100/200/400/800)を設定できる。このとき、ホワイトバランスや映像効果の選択では、小さなプレビュー画面がつくのはなかなか親切だ。
設定は豊富だが、たいていの場合はデフォルトでも問題ないだろう。撮影はシャッターボタンを押せば開始し、もう一度押せば終了する。撮影した映像の確認は、わざわざメインメニューを呼び出して再生モードに入らなくとも、通常画面で決定ボタンを押せば直前に撮影したビデオを再生可能だ(左右ボタンでほかのビデオも呼び出せる)。撮影した動画ファイルは、静止画と同じく“\DCIM\100AXH10”ディレクトリに、“file****.asf”というパターンのファイル名で保管される。
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