ITmedia NEWS >

デジカメの弱点を克服――新発想の画像編集ソフト「イメージアシスタント」(2/4 ページ)

» 2005年03月18日 00時00分 公開
[ITmedia]
photo 「超広角写真合成」を起動し、「ファイルを開く」ボタンを押して、撮影した9カットを読み込む
photo 「修整/加工」の画面に切り替え、9カットすべてを選択してから、「超広角合成」のボタンをクリック。すると「超広角写真合成」の画面に切り替わる
photo 「超広角写真合成」では、いくつかの設定項目があるが、とりあえず「プレビュー」ボタンを押してみる。すると自動的に合成がスタートし、約12秒で画面右に合成結果のプレビューが表示された。「全画面表示」を押して拡大表示もできる
photo 「出力を自動トリミングする」のチェックを外すと、回りに黒いフチが付いた状態で出力できる。プレビューに問題がなければ、「作成」ボタンを押して出力する

 完成画像は以下の通り、多少のずれはあるものの、三脚なしの素材としては上出来だろう。合成完了までの時間は約27分(Athlon XP 2200+、メモリ1GバイトのPCを使用)。高解像度のデジカメを使ったせいもあり、処理にやや時間を要したが、低解像度データの場合はもう少し速くなる。また「詳細設定」から、入出力の画像サイズに制限を加えることも可能だ。

photo デフォルトの設定のままで出力した完成写真。つなぎめがほとんど分らないように美しく合成できている。実際の超広角レンズで撮影した写真と比較してみたが、35mm換算で18mm程度の焦点距離のレンズに相当する範囲が写っている

 ほかの写真でも試してみた。「超広角写真合成」は超広角の写真だけでなく、横一列や縦一列のパノラマ写真にも対応する。以下の7枚の写真をつなぎあわせたパノラマ写真の場合は、撮影時の写真と写真の重ね合わせが十分ではなかっため、完全には識別できないというダイアログが表示された。だが、その場合は合成のポイントを手動で設定できる。

photo 自動的に合成が行われない場合は、特徴のあるポイントを4ヶ所手動で設定する
photo 7枚の写真を元にしたパノラマ合成写真。作成した画像は、BMP、JPEG、TIFF、PNGのいずれかのフォーマットで保存できる

ノイズをきれいに除去したい――Vol.2「ノイズ除去」

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.