薄型テレビ時代の到来で、かつてのテレビ王者の貫禄がすっかり失せてしまった感のあるソニーだが、昨年は話題の液晶新工場「S-LCD」の本格稼動や、そのS-LCDで作られたソニーパネル搭載の液晶テレビを含めた新ブランド「BRAVIA」の立ち上げなどで元気を取り戻しつつある。今回のCESでお披露目した“世界最大82インチ”の液晶テレビは、それを象徴するトピックだろう。
今年のCESはどんな世界最大で驚かせてくれるか、と事前の期待も高かったSamsungだが、今回はプラズマではなく液晶で勝負に出た。そのサイズは、S-LCDで液晶パネル生産のタッグを組むソニーと同じ82インチ。LEDバックライトタイプのほか、通常の蛍光管を使ったタイプも用意するなど、松下の103インチプラズマと同様にこちらも試作機ではなく“売る気まんまん”だ。
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