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アオシマのロボットアームで僕と握手インタビュー(2/3 ページ)

» 2006年06月28日 11時25分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

アオシマのロボットアーム、その脅威の「パフォーマンス」

 解説の後は、実際にロボットアームのデモンストレーションを行ってもらった。見慣れた感のあるアーム型ロボットだが、かなり独創的なシチュエーションを想定しての、意外性のあるデモンストレーションとなった。

 まず最初に書道。毛筆と墨汁で「PC USER おバカチャンネル」の「バカ」の字を書いてもらう。サーボモーターの動きは1度づつ制御できるとのことだが、フレームの長さによって振幅は大きくなり、筆が紙をなぞる際の摩擦などにより、連続した振動が生まれる。そのため、アームの動きはかなり小刻みに動いたものとなるが、かえって味わい深い仕上がりになった。

photophotophoto 墨を付けた後は、筆皿のふちで筆先を整える。ちゃんとはらって、書き上げた後は思わず拍手

 続いては「自走」。キャスター付きの台に乗せ、腕の動きだけで前進する。この動きのモチーフとなったのは、打ち捨てられたロボットが腕一本で這いずり回り、人間に復讐するという某ホラー漫画の1シーンとのこと。そのため、最後は襲いかかるように、腕を急に伸ばして「何か」を狙う。

photophotophoto アームを伸ばし、ハンドをついて前進。グリップの向上を狙ってハンドの先にゴムパーツを付けている。しばらく進むと一旦止まる。あれ? とおもって顔を近づけたころに「シャッー!」っと来る

 危険物の除去を想定したデモ。つかみづらい危険物を保持し安全地帯へ退避。さらに2次災害も防止するという一連の動きだ。(写真のう○こは模型です)

photophotophoto 危険物発見! これは早急に除去しなくては。ピンポイントで安全地帯(ワンフェスで買ったというフィギィアヘッド。通称「課長」の頭頂部)へ移動。しかしそこは2次災害のおそれがある場所だった。危険物をはらいのけ、課長の安全を確保

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