サムスンの40V型液晶テレビ「LN40R71B」で“レーシングコクピット”を構築してみた(2/2 ページ)

» 2006年09月20日 13時30分 公開
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ワイド40型なら、適度な視聴距離を保ちつつ、視野を埋め尽くす感覚を提供してくれる

 実際にプレイしてみると、そのフィット感は増すばかりだ。プロジェクター大画面での“ドライブ”時には、視野を埋め尽くす感覚がプレイへの没頭を生み出してくれるのだが、1.5メートル&40V型という環境もそれに近い視界を得られる。本体のほぼ全体が光沢ブラックで統一されており、さらに、スピーカーも隠されているため(Hidden Speaker System)、テレビ自体が無闇に存在を主張せず、プレイ時の没頭感がそがれることはない。しかも、距離的にも極端には遠くならないので、細部にまで注意を払うことが可能だ。さらに、プロジェクターをセットアップしたり、部屋を暗くする必要もなく、気が向けばいつでも手軽に楽しめる点は最大の魅力だ。

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 ただ、今回はPlayStation2で試用したのだが、通常の480i/480p出力にしか対応しないレーシングゲームでは、「LN40R71B」の鮮明な映像品質もあいまって、やや粗が目立ってしまう印象だ。つまりテレビの方がオーバースペックなのである。やはりSD品質の映像では、画面の高さの5倍程度は距離を置くべきなのだろう。とはいえ、いまだにヘビーローテーションの「GT4」では1080i出力が可能なため、それほど問題にはならない。

 また、Xbox 360でも「ステアリングコントロールEX」(ホリ)と組み合わせれば、同様の環境が構築可能だ。残念ながら、これは所有していないので、シートに座りつつ、標準ワイヤレスコントローラで「PGR 3 -Project Gotham Racing 3-」をプレイしてみた(はたから見られると、ちょっと情けない姿だが……)。Xbox 360から「LN40R71B」へと映し出される、720p相当のHD映像の美しさ・滑らかさはやはり素晴らしく、即座に「ステアリングコントロールEX」を買いに走りたくなったほどである。

 豊富な入力端子もゲーム環境構築の大きな助けとなってくれる。「LN40R71B」ではD端子、Y/Pb/Prピン端子の2基のコンポーネント映像入力に加え、1360×768解像度対応のPC入力(ミニD-sub・15ピン)、さらにHDMI端子も装備ずみだ。今回はコンポーネント入力にPlayStation2、PC入力にXbox 360を接続したが、それでもまだ、もう1基のコンポーネント入力とHDMI端子が余っている。わが家ではCATV経由で地上/BS/CSデジタル放送を視聴しているので、そのSTBをコンポーネント入力に、そして、PlayStation3が発売されればHDMI端子を活用という構成が考えられる。

 ここではレーシングゲームにおける40V型テレビの迫力のみに終始してしまったが、もちろん、それ以外のジャンルのゲームでも違和感はまったくない。プロジェクター環境のように極端に大きなサイズでもなく、また、適度に画面から離れてプレイできるため、むしろ、目も疲れにくい。思いのほか、40V型はゲームにジャストフィットな画面サイズだったのである。

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提供:日本サムスン株式会社
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年12月31日