撮影モードは、プログラムAE、絞り優先AE、シャッター優先AE、マニュアル露出のほか、「スポーツ」や「クローズアップ」など8種類のデジタルイメージプログラムを搭載する。デジタルイメージプログラムには、D80やD50にはない「発光禁止」が追加されている。
特徴的な機能としては、D80から継承した画像編集に対応する。明るさ、赤目軽減、トリミング、モノトーン化、フィルター効果、リサイズ、RAW画像合成などを撮影後に適用でき、オリジナル画像とは別に新規保存できる。
そのほか、秒間2.5コマの連写、感度の自動制御、ノイズ低減、ホワイトバランスの微調整、オプションによるリモコン撮影、内蔵フラッシュのiTTL調光、外部フラッシュのワイヤレスTTL調光、メニュー画面の編集などの機能を備える。露出のオートブラケットやホワイトバランスの色温度設定ができないことや、AF測距点が3つしかないことはユーザーターゲットを考慮した簡略化といえる。
レンズマウントはこれまで同様に「ニコンFマウント」だが、ボディ内のAFモーターを省いたため、レンズ内モーター対応の「AF-S」および「AF-I」レンズ以外のレンズ装着時はAFが機能せず、マニュアルフォーカスでの利用となる。コストダウンと小型軽量化のためとはいえ、かなり思い切った仕様だ。
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