実は今回のサイバーショットで一番の注目点ではないかと思うのが、ユーザーインタフェースの一新だ。プレイステーション3やスゴ録、BRAVIAなどで採用されたクロスメディアバー(XMB)のデザインをサイバーショットに持ち込んだのだ。
HOMEボタンを押すとクロスメディアバーのインタフェースとなり、左右のキーで「撮影モード」「再生」「メモリースティック」「設定」と基本的な作業を選び、上下のキーで下位の項目を決定する。
例えば、「撮影モード」には、オート/プログラム/シーン/動画と4つあるし、「再生」には1枚再生/一覧表示/スライドショーと3つ用意されている。これは分かりやすくていい。
各モード内でのメニューはMENUボタンで行う。
MENUのデザインも一新された。カラフルになり、分かりやすくなった。前時代的なユーザーインタフェースをひきずっていたこれまでのモデルに比べると大きな進化だ。
ただ項目移動時にエフェクトがかかる分、ちょっとレスポンスは悪くなった。そこは微妙かも。
メニューの内容は従来のサイバーショットを踏襲。ビビッドカラーも選べるカラーモード、ISO感度、露出補正、測光モード、フォーカス、ホワイトバランス、手ブレ補正といったところだ。
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