いっそのことフラッシュも捨てちゃえ、と。ただフラッシュを使わないだけだとこうなっちゃう。
顔に光が当たってないので当たり前だ。ポイントは光をうまく顔に当ててやること。そして現場の灯りはやはり暗いので、明るいレンズを用意すること。
今回は35ミリ/F2.0のレンズを使い、ISO800程度までISO感度を上げてみた。そうすると手持ちでぎりぎり撮れる明るさになった。そしてLEDの明かりが顔に当たるよう少し角度をつけて。
「Blue Ocean」なので青いLEDが多い!その光を使って撮ると、青い人になります。当たり前。無理にホワイトバランスはいじらない方が面白い。
そういうときはちょっと場所を変えてみる。現場次第なのでなんともいえないが、建物から漏れる赤みのある光が反対側に当たる場所を探してみた。
顔がツートーンになっちゃったけど、これはこれで幻想的で面白い。周りの光を見て、顔の角度を考えて撮ってみるべし。フラッシュをたいた方がきれいに撮れるけれども、現場の光だけで撮ると雰囲気を一緒に閉じ込められる。そんな工夫も楽しい。
最後はイルミネーションからちょっと離れて、その場の光を勝手に使ってあれこれ撮ってみようシリーズで終わろう。
現場の光を使うためのコツは2つ。ひとつは光源に顔を近づけること。もうひとつはスポットライトが当たってる場所を上手に使うこと。人工照明って全体を均一に明るくしないので、明るい場所と暗い場所が必ずできる。明るい場所を上手に探すべし。
案内板に当たってるスポットの灯りを利用してみた。さすがに暗いのでISO1250に上げてる。明るいのはどのビルにもある蛍光灯で光った案内板。これがすごく明るいのだ。
フラッシュと現場の光をうまく使えば、手持ちでも結構楽しく撮れるのである。冬の長い夜に楽しい写真を。
1991年7月17日生まれ、東京都出身、AB型。チョコレート大好き(1日約1キロ食べています)! 動画共有サイト「zoome」で「チョコ姫★倉岡生夏」ムービー日記更新中
チョコ姫★倉岡生夏:http://zoome.jp/kinatsu/
※撮影協力:カレッタ汐留 http://www.caretta.jp/
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