本機と姉妹機の「RD-BZ600」「RD-BR500」は、ファームウェアのバージョンアップでBlu-ray 3Dに対応する。当初から3Dへの標準対応を打ち出していた「RD-X10」を含め、RD型番はすべて3Dをサポートすることになった。また、従来のRDシリーズやDVDレコーダーの2010年冬モデルでも継続採用されている「HD Rec」で記録したDVDメディアの再生にもアップデートで対応する。
初掲載時、Blu-ray 3D対応は有償バージョンアップという記述がありましたが、11月下旬に無償の放送波アップデートが行われます(→東芝の告知)。お詫びして訂正いたします。
デジタル放送の配信にも対応するDLNAサーバ機能、PCのブラウザからさまざまな操作が可能な「ネット de ナビ」機能なども従来のRDシリーズから継承された。ただし、ブラウザからの録画予約やリモコン操作機能は省略されており、リモコンでは面倒な文字入力や録画番組の管理などを行うことを想定した機能に改められている。
プラットフォームは、良い意味でも悪い意味でも従来のRDシリーズを継続する形になった。ユーザーインタフェースは画面デザインから操作性までRDシリーズのまま。「見るナビ」「番組ナビ」「編集ナビ」という3つのナビ画面とビギナー向けのスタートメニューを基本としており、既存のRDユーザーであれば何ら違和感なく利用できる。このためリモコンデザインもそのまま継承されている。
先ほど「悪い意味で」と書いたのは、電子番組表も従来機から継承されているからだ。番組表は、ラ・テ欄タイプに加えてRD伝統の時系列が横に伸びるレイアウトも選択可能。放送波の垣根を超えて任意のチャンネルを並べて一覧できるといったメリットはあるが、最大で8チャンネル×6時間しか表示できない点は、今となっては一覧性が低い。せめてREGZAシリーズと同程度の一覧性は確保してほしい。
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