特捜J-SH51(5):
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【国内記事】 | 2002年3月8日更新 |
悪魔に魂を売った男が空を昇っていくという,ちょっと変わった舞台設定の3Dタイピングゲーム。悪魔から指定された単語(呪文)ができあがるように,自分の周りにある文字に対応した数字キーを打っていくというもの。完成させた単語(悪魔の呪文)でゲージが満タンになると面クリアだ。悪魔の呪文を唱え続けて,東京上空から大気圏,そして宇宙空間へとどんどん昇っていくことになる。
上空に昇れば昇るほど,悪魔に教えてもらえる呪文が増えるため,自分のまわりにある文字からいかに素早く単語を選びだすかがミソ。単なるタイピングではなく,提示された文字から自分の脳みそを使って単語を拾い出さなくてはならないのが難しく,時間制限を乗り越えてクリアした時は爽快感がある。また,1つの呪文を打ち終わったごとに,中央の3Dキャラクターがむにょーんと空に飛び跳ねて,実際に上に上に進んでいる様子が臨場感たっぷりに感じられ,「もっともっと」と中毒性が強まる仕組みになっている。
ただ,プレイ中,遅延でもしたように押したキーを認識してくれないことが時々あり,そういった場合は「押したのに! 押したのに!」といった焦りとストレスを感じた。
キャラクターを十字キーで操作してダンジョンを探索し,敵を倒してレベルアップしていき,様々なアイテムを集めていくアクションRPG。
とにかくお手軽に遊べるのがこのゲームの良いところで,移動と攻撃はすべて十字キーで行える。敵にぶつかっていけば自動的に攻撃してくれるため,いちいち攻撃ボタンを押す必要がない。ダンジョン内には使用することで魔法を覚えられるアイテムもあり,好きな魔法を「*」「#」「0」に割り振れる。
また,自分がクリアした階までは地上と自由に行き来できるので,いつでも思い立った時にアイテムを売りに戻れるし,地上に戻れないまま死亡してがっくりということがほとんどない。
不満点を挙げるとするとスクロールがざくざくざくという感じのやや滑らかさに欠けるものであることと,続けてプレイしているうちにダンジョンの見た目に飽きてきてしまうことだろうか。そういった部分を除けば,どんなアイテムが手にはいるんだろうというワクワク感と実に簡単な操作が魅力なアクションRPGだ。
アーケードで人気だった縦スクロールシューティングをJ-フォン用にアレンジしたもの。敵からの攻撃が自機をかすることで自機がレベルアップしていくBUZZシステムがユニークなアクションゲームだ。
敵弾が自機の両脇をかすることで,BUZZがカウントされ,それによって自機のレベルがアップしていく。自分が出したハイスコアはその場で送信でき,手間なしでランキングに参加できるのも嬉しい。現在は現在はVol.1からVol.4までがダウンロードできるようになっている。
ただ,このゲームはシューティングかと思いきや,自機が弾を撃てない。弾をかすめていくスリルを主体にすることで,より敵弾を増やして緊張感を煽る……とのことだが,スクロールも非常になめらかで処理にもたつくことがほとんどなかっただけに,自分でも敵を攻撃したかった気がする。ただ,“よけゲー”と思い切れば,かなりの敵弾数も手伝ってプレイには夢中になれるだろう。
また,ゼビウスほどではないが,ゲーム起動時,ステージ開始時のローディング時間の長さは気になった。
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[西尾ゆき,ITmedia]
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