ザウルス「MI-E25DC」の内蔵カメラ機能を試す
ファインダーは,デジタルカメラ画面中央の小さめのファインダーと,逆送りキーを押すことで切り替わる液晶画面全面のファインダーの2つから選べる。
液晶画面全体をファインダーに設定したところ 撮影は,デジタルカメラ画面の「撮影」ボタンをタップするか,スクロールキー中央の決定キーまたはその右にある決定キーを押すことで行う。
ザウルスのボタン配列。カメラ利用時にはシャッターやファインダー切り替えなどの役割を果たす ザウルス自体のボディが薄くて軽いため,初めのうちは手ぶれを起こしやすいようにも感じられたが,慣れれば特に問題はない。 また初期の露出設定の場合,屋外撮影では写真が白く飛んでしまう場合もあった。撮影シーンに合わせた露出やモードの設定を行うことがポイントになりそうだ。
屋外で240×320ピクセル,ファインモードで撮影した画像
屋外240×320ピクセル,ファインモード,デジタルズームした画像
撮影した画像の一覧。タップするとそれぞれの画面を確認できる。表示はフルスクリーン,縮小,原寸表示から選べる。スライドショーモードも用意される
撮影した画像は手書きの文字を入れるなどの加工も
J-フォンの写メール端末への送信も容易にザウルスで撮影した写真は,ザウルスのメーラーを使ってPCやJ-フォンの写メール端末に送信することが可能だ。J-フォン向けに送る場合は,撮った画像を自動的に写メールサイズに変換する機能を備えているため,直観的な操作で送信できる。
メールソフトを起動して宛先にJ-フォンのメールアドレスを入力,添付ボタンを押すと添付画像を選択する画面が立ち上がる。
添付データ選択画面では,撮影した画像の一覧が表示される。J-フォンに送る場合は「画像を携帯電話に送信する」にチェックを入れ,画像一覧から送りたい画像を選ぶだけ
J-フォンに送られた画像
気軽に撮影してメール送信できる点は魅力写真撮影からメール送信までの基本的な操作は,特に取扱説明書を見ることもなく行え,好感が持てる。 気になるのは,手が触れやすいところにカメラが設置されているため,レンズ部分が汚れやすい点。撮影画像に影響する部分なので,ユーザーはこまめにきれいにする必要があるかもしれない。 また,バッテリーの消費はカメラを利用した場合でも,特に短くなることはなかった。スペック表によれば,フロントライト点灯時・カレンダー画面連続表示で約5時間となっているが,カメラ利用時でもほぼ同じぐらいのバッテリー駆動時間だ。
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