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2002年9月9日　07:04 PM 更新

あの人のPalmを見たい！
英語版HandEra 330を通信用マシンとして活用する会社員、おるふぁん氏のPalmデバイス（2/2）

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• よく使うソフト ベスト10を教えてください

第1位	Xiino（Webブラウザ）
第2位	POPJ（メールソフト）
第3位	7narabe（ゲームソフト）
第4位	POBox（漢字かな変換支援ソフト）
第5位	Crs-Launcher（ハイレゾ対応ランチャーソフト）
第6位	BackUp（HandEra 330に標準搭載のバックアップアプリ）
第7位	CuteDBook（予定表置き換えソフト：m505で使用）
第8位	KDIC（辞書閲覧ソフト：m505で使用）
第9位	辞スパ（辞書ソフト：m505で使用）

• よく使うソフト ベスト10の各ソフトを選択した理由や用途を教えてください

Xiino	Web閲覧と巡回。このマシンを使っている時間のうち、これを使っているのが大半です
POPJ	HandEraのMailというソフトでもメールを取得できるのですが、日本語が化けてしまうため、別途、メール取得用ソフトが必要なため
7narabe	ちょっとした気晴らしに遊んでいます
POBox	辞書をけっこう鍛えたので、文章を書かなくても選択肢に現れてくれるのが重宝しています
Crs-Launcher	標準のものと違って、ジョグでの操作が楽になっているので、片手で操作するときに重宝しています
BackUp	このソフトは、（PalmOSと同じくROM上にあるため）ハードリセットがかかっても消えません。このソフトでSDカードなどにバックアップを取っておけば、PCとつながなくても、いつでも元の状態に戻せます
CuteDBook（m505で使用）	休日や土曜日に色が付けられるので、ぱっと見て分かりやすい
KDIC（m505で使用）	けっこう大きなフリーの辞書を見ることができるので重宝しています。日本語の辞書がほとんど無いに等しいのが玉にきずですが、それ以外は非常によくできていると思います
辞スパ（m505で使用）	KDICではカバーしきれない日本語の意味などを知りたいときに使っています

ホーム画面は、ハイレゾ機用Crs-Launcerで、カテゴリーをタグ分けしている

Xiinoの巡回設定画面。ここで設定した巡回先をバス停へ向かう間に自動巡回して、通勤時間にオフラインでゆっくりと読む

データのバックアップは、HandEra 330付属の「Backup」ソフトで、CFカードやSDカードにとる

ソフトのインストールも「CardPro」で直接カード経由で行っている

• Palmの好きなところ、物足りないところはありますか？

　とても単純ですが、ばりばりカスタマイズできるところが好き。ただ、できれば片手でできる入力デバイスが欲しいと思います。吊り革につかまっていても掲示板などに書きこみしたいと思うと、現行のデバイスじゃ、難しいので……。

• ずばり、あなたにとってPalmデバイスとは？

　小さな相棒

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　HandEra 330は、出し入れ自在な仮想Graffitiエリアを最初に搭載したPalmデバイス。モノクロ機で、しかも英語版のみだが、CFカード型PHSを直接差して利用でき、ジョグダイアルがついてるなど魅力も多い。

　実は筆者も、一時期通信専用機としてHandEra 330を愛用していたことがある。バッテリーの持ちもほかのPalmデバイスに比べてずば抜けてよく、出先でPalmデバイスで通信することが多かった時期はだいぶお世話になったマシンだ。「仮想Graffitiエリア」もポテンシャルの高い技術で、初めて触れた時の感動はいまでも鮮明に覚えている。

　おるふぁん氏はHandEra 330の特徴を生かし、主に通信マシンとしてこれを愛用している。HotSyncをせずに使っているという人は、この連載では初めてだろう。それができてしまうだけの環境が整っていのがHandEra 330の魅力でもある。何よりも、CFカードスロットが本体に付いていて、CFカードタイプのAirH"通信カードで定額接続ができることの魅力は大きい。その魅力が、おるふぁん氏に「英語版」という壁を飛び越えさせてしまったようだ。

　いやぁ、Palmデバイスって、ほっんとに奥が深いですねぇ。それではみなさん、次回をお楽しみに。さよなら、さよなら、さよならっ。

[田中裕子, ITmedia]

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