Mobile:NEWS 2002年11月11日 03:12 AM 更新

Mobile&Movie 第37回
トリプルX「よせよ。画が出るのか」(2/2)


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 ニューヨークのお隣、ニュージャージー州にある“Edgewater Multiplex Cinemas”に行ってきました。


 “Multiplex Cinemas”は、郊外型シネコンチェーン。ハドソン川を隔てマンハッタンのビル群を臨む、のんびりとした住宅地の近くにあります。館内に複数のスクリーンを持つ複合映画館を指す“シネコン”は、もともとはアメリカで生まれたもの。日本ではショッピングセンターの中にあるものが多いですが、こちらのシネコンは映画館単独でかなり大きい建物の中にあります。


 全16スクリーンもある“Edgewater Multiplex Cinemas”のこの日(10月27日)の上映作品の中で、日本とほぼ同時に公開されていたのは「The RING」だけ。ホラー映画が苦手な私は、ほかの作品から選ぶことに。一番広いスクリーンで上映していたのは公開第1週目で全米ナンバーワンになった「JACKAS THE MOVIE」でした。


上映開始時間とスクリーン番号の電光表示は、日本と同じ。ちょうど始まる作品を選んで、チケットを購入するとなんと5.75ドル。日曜の昼間でも割引料金が適用されていたようです。通常料金でも9.25ドルと、さすが本場アメリカ、エンターテイメント天国です。


 記念にパンフレットを買おうと思っていたのですが、いくら探しても売店には見当たらず、パンフレットって英語で何て言うんだろうと考えているうちに上映時間が迫ってきました(あとで確認したところ、アメリカではパンフレットはないそうです)。おなじみのポップコーンやジュースは、スモールサイズでも私には大きすぎる気がして、手ぶらで座席へ。日本のシネコンは概ね座席指定ですが、こちらは自由席です。


 館内に入って驚いたのが、座席と座席の間の広さ。日本の映画館の座席は、座ってしまうとその前を通るのは大変。これだけ幅があれば、避けなくても余裕で通れます。おまけに椅子は、もたれるとリクライニングしてラクチン、ラクチン。


 日本の映画館では必ずある「携帯電話のスイッチを切ってください」というアナウンスはありませんでした。しかし、予告編中に後方の座席でベルが鳴り出し、その携帯電話の持ち主は、映画館の外に出て話していたようでした。


 この日見たのはジャッキー・チェン主演のアクションコメディ「THE TUXEDO」。オープニングシーンから携帯電話がショッキングな形で登場したので、「Mobile&Movie」で取り上げるのにピッタリ! だったのですが、日本公開は来年の予定。公開時に詳しくご紹介できたらと思います。


関連リンク
▼ 「THE TUXEDO」公式サイト

[本田亜友子, ITmedia]

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