ドコモ、携帯付属品にリサイクル素材採用携帯電話から取り出したリサイクル素材を、再び携帯電話に利用。ドコモは同一産業内でのリサイクルを目指す
NTTドコモは5月23日、「D505i」の卓上ホルダに携帯電話などからリサイクルしたABS樹脂を利用したと発表した。 同社は、これまでも携帯電話の100%リサイクル化を図ってきたが、廃棄された携帯電話から取り出したリサイクル素材は自動車部品など別の製品に利用されていた。携帯電話からリサイクルした素材を、再び携帯電話関連製品に利用するのは今回が初めて。 ABS樹脂のリサイクル率や効果は、これから測定する。今後はD505iの卓上ホルダ以外にもリサイクル素材の活用を進めていくという。
「D505i」の卓上ホルダ 関連記事 携帯リサイクルに乗り出す通信キャリア 携帯電話端末のリサイクルを盛り上げるキャンペーンが始まっている。年間4500万台近くが販売される携帯電話だが、リサイクルされているのは1300万台程度にすぎない。しかも、メール機能やカメラ機能の搭載により、回収率は鈍化傾向にあるという ドコモ東海「リサイクル強化月間」不要の携帯を積極回収へ NTTドコモ東海は6月26日、7月1日から8月31日の間を「リサイクル強化月間」とし、この間事業者、メーカーを問わず不要になった携帯、自動車電話の端末機や使用済み電池パックなどを積極的に回収すると発表した au、端末リサイクル推進へ auは同社が掲げる「環境マネジメントシステムの構築」の一環として、端末リサイクルへの取り組みを強化する 関連リンク ドコモ ニュースリリース NTTドコモ [斎藤健二, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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