EZwebに「着ムービー」コーナー登場着メロに音声を付けた「着うた」、その次には動画も付けた「着ムービー」。着信時に再生されるコンテンツとして、リッチコンテンツが見直されつつある。KDDIは着ムービーを標準機能とすると共に、EZweb内に「着ムービー」コーナーを新設した。
KDDIはau端末向けのEZwebのカテゴリーの1つに、「着ムービー」コーナーを6月19日から新設した。EZwebのトップメニューから「EZインターネット(カテゴリで探す)」を選択、「ezmovie」の中に「着ムービー」が設けられている。 現在、19サイトが登録されており、ダウンロードした動画を「着ムービー」に設定できるようになっている。
インデックス、東映、東映アニメーションが共同で提供する「東映メロディ」が配信する着ムービーの一コマ。(c)石森プロ・東映
着ムービーは、電話やメールの着信時に音声付きの動画が流れるというもの。折りたたみ型端末の背面液晶が拡大してきているのに加え、回転型端末などメイン液晶が表に出た端末の登場で弾みがつくと予想されている(4月28日の記事参照)。 着メロから一歩進化した、MP3を使った「着うた」が好調なKDDIだが、次に期待したいのが「着うた」に動画も付けた「着ムービー」だ。映画のプロモーション映像など、短い映像を配信して端末で見てもらう動画クリッピングサービスは、KDDIだけでなくドコモも展開したが、成功したとは言い難い。 ところが、着メロに音声が付き(着うた)、さらに動画も付いた(着ムービー)となれば、ユーザーは着メロの進化形として動画をダウンロードしてくれるかもしれない。「権利の問題もあるので、着メロに代わるとは言えない。ただし、これまで単純にダウンロードして試聴するだけだった動画が、着ムービーとして利用できることには期待」(KDDI) 着ムービーは、「A5303H」「A5305K」「A5401CA」「A5303II」「A5402S」「A5305ST」の6機種が対応している。動画対応を進めるKDDIは、今後、着ムービーをau端末の標準機能としていく予定。
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