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ちょっと気になるネットの話題「ねとらぼ」
KDDIの新動画フォーマット「3GPP2」とは何か?KDDIは、CDMA 1X WIN端末向けの動画配信フォーマットとして3GPP2を採用した(10月22日の記事参照)。最大1.5Mバイトの容量に達する動画配信サービス「EZムービー」などが、このフォーマットで提供される。 3GPP2は、ドコモやボーダフォンでいう3GPPフォーマットのCDMA2000版。いずれも、一般的にはMPEG-4ファイルと呼ばれているものだ。
両者は「基本的には変わらない。(異なるのは)オーディオコーデック程度」(KDDIコンテンツ開発部の上月勝博氏)という程度。 ただし、3GPP2の定義は「フォーマット以外に伝送系も含まれる。巻き戻しや早送りの仕様や、例えばPSS(Packet-swiched Streaming Service)など」(上月氏)。ファイルフォーマットの部分は固まったが、伝送系の仕様はまた標準化の途中。その中で、KDDIが採用した仕組みが、「TCPストリーミング」と「ムービーフラグメント」だ。両者とも、EZムービー向けに活用されている。 まずTCPストリーミングを使ったことで、サーバの運用が容易になった。「通常ストリーミングにはRTPなどに対応したサーバが必要だが、(TCPストリーミングなら)サーバに3GPP2に対応したMIMEタイプを加えるだけでOK。個人の方でも簡単にムービーサービスが行える」(上月氏)
ムービーフラグメントは、長時間のムービーファイルを複数のブロックに分割して送信することで「途切れなく長時間再生を可能にする」(上月氏)ためのものだ。ファイルの頭に、MP4ベースのブロックがあり、その後ろはヘッダとデータが繰り返される。
![]() 「あまり細切れにしてもヘッダばかりが増える」(上月氏)ということから、KDDI研究所と共同で研究した結果、10秒から15秒単位で分割するのが適当と判断した。デフォルトではフラグメント(断片)単位は15秒となっている いずれの機能も、3GPP2をサポートするQuickTime6.5で作成・再生できるようになっている(12月22日の記事参照)。 なお、KDDIは動画フォーマットを3GPP2に共通化したわけではなく、従来利用していたAMCも引き続きサポートしていく予定。QuickTime6.5もAMCに対応している。 さらにドコモやボーダフォンとの互換性を重視して、3GPPフォーマットも1X WIN端末ではサポートした。「社内でも3GPP2にこだわる話もあった。しかし、3GPPと3GPP2の違いはあまりない。互換性を重視すべきだということで対応した」(上月氏)
関連記事 1x WIN端末から、au端末はFOMAやボーダフォンの3G端末と互換性のある動画フォーマットを採用する。動画ダウンロードサービス「EZムービー」にも、従来のAMCに代わり、ストリーミングに適したフォーマットを使う。 6.3で、ドコモが採用する3GPP形式をサポートしたQuickTimeが、今度はKDDIの3GPP2とAMCをサポートした。米Appleのフランク・カサノバにその意図をインタビューした。 3キャリアが「着うた」サービスを始める中、先行したKDDIは高音質化で対抗。従来の「着うた」が使っていたMP3コーデックからAACに移行する。 [斎藤健二, ITmedia] Copyright© 2012 ITmedia, Inc. All Rights Reserved. Special
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