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連載 ケータイカメラ画質研究ラボ
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ぱっと見て分かるように、色に関しては非常にいい。細かいことをいえばキリがないが(象の明るいところが白トビしかけているし、暗部がけっこうくすんでる)、これなら十分使える。しかしシャープネスは劣る。ディテールが甘いのだ。これはこれでソフトな感じでいいのだが、シャープな絵が好きな人は不満を感じるかもしれない。
カメラ付きケータイで懸念されるレンズは、なかなかよさそうだ。たいていのカメラ付きケータイでは四隅のクオリティが極端に落ちて暗くなったり色ズレが起きたり、流れるような絵になるという現象がおきるのだが、A5502Kに関してはそれがほとんど見られない。ちょっとびっくりである。
しかも樽型収差も非常に少ない。カメラ付きケータイで格子状のものを撮ると、周辺へいくに従って樽型に歪むのが分かるのだが(中には、それを補正しようとデジタル処理をかけたせいで、直線が波打っているように見えるカメラ付きケータイもあるほど)、A5502Kは歪曲がわずか。完璧ではないが、非常に抑えられている。例えばこの前レビューした「F900i」と比べるとよく分かるだろう。
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直線が多い被写体を撮らないと分からないことではあるが、注目すべき結果と思っていい。
続いて松とあずまやを見てみよう。
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さすがに色の良さやダイナミックレンジでは本職デジカメに負けるが、それ以外はそう悪くない。ただ松の葉はもやっとしてタンポポの種のようにふわふわして見える。それがちょっと残念な点だ。
次にちょっとカラフルな被写体を試してみた。
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右下に大きな影が入っているが、これは私の中指。つい、いつもコンパクトカメラを持つ調子でグリップして撮ったら、思いきりレンズに指がかぶってしまっていた。「お気をつけを」ということで。
色は濃すぎず薄すぎずで、いい感じに赤も黄色も出ているのだが、ディテールはちょっとボケているように見える。例えば後ろのアパートの壁のタイル模様はEXILIMでは出ているのにA5502Kではつぶれてしまっている。画素数の差はあるにしろ、ちょっと甘い。
次はマクロモードでの撮影。レンズの横に付いているスイッチを切り替えると、約10センチまで寄れるマクロモードになり、画面にマクロアイコン(花のアイコン)が出る。これで梅の花を撮ってみた。

背景のボケはきれいじゃないが、紅梅の色はきれいに出ている。
[荻窪圭,ITmedia]
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