薄くて使いやすい、カメラ付携帯の王道か?――N901iSケータイカメラ画質研究ラボ(3/5 ページ)

» 2005年07月11日 20時02分 公開
[荻窪圭,ITmedia]
N901iS EXILIM S20

 曇天下なのでコントラストも高くなく、階調はちゃんと出ていて色的な問題はない。ただ、スーパーCCDハニカムの特性上、100万画素から200万画素画像を生成するため、斜めの曲線は苦手でややがたついている。

 次はあずまや。

N901iS:オート N901iS:風景モード
EXILIM S20

 EXILIMのほうはホワイトバランスがちょっとずれて、やたら青みがつよい写りになってしまった。それはさておき、N901iSのオートと風景モードの違いは、微妙な絵作りの差と、測光モード。オートでは「中央重点」だが、風景モードでは「平均測光」になる。今回はシャッタースピードも絞りも同じ結果となったが、それでも風景モードで撮った方が中央部の明るさが抑えられていて風景としてリアルな感じだ。

 次は青空の入った作例。天候とスケジュールの都合からいつもとは違う場所であるが、青空の入った風景写真を撮ってみた。

N901iS EXILIM S20

 やや青空にざらつきが見られるが、露出や色のバランスはよく、ちゃんと青空が期待したとおりの青さになっている。ダイナミックレンジが狭いのか下半分の暗部はちょっとあやしいが、これだけ撮れれば十分だろう。

 ついでにほかの作例を2点ほど。

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