P702iDは前モデルから、主に以下の点が進化を遂げた。
音楽機能は「P902iS」と同等とし、iモードサイトから楽曲を丸ごとダウンロードできる「着うたフル」に対応。外部メモリスロットを備え、最大2GバイトのminiSDカード(別売り)が使用できる。
P902iS搭載のBluetoothによるワイヤレスミュージック機能はないが、着うたフルのほか、SD-Audio対応の音楽配信サイトで購入した楽曲も楽しめる。
前モデルで好評とだった、ボディ内部から透けて光るイルミネーション機能「ヒカリドロップス」はより進化した。サイドキーの押下により10パターンの光を再生する「サイドボタンイルミネーション」機能が備わり、その光り方のパターンがP701iDの64階調から128階調へ強化。階調が倍になったことで、色の移り変わりがより滑らかに表現できるようになった。
デザイナーの佐藤氏によると、人間の感性に訴える重要な要素として“光”も挙げている。イルミネーションには、キャンドルの炎(ほのかに点滅)や線香花火(はかなく点滅)、波(打ち寄せる波のように点滅)、ゲームセンター(派手に点滅)のほかSOS(モールス信号の・・・−−−・・・を表現)など、多彩なパターンを用意する。
通話中の雰囲気を分析し、通話直後にFlashアニメと喜怒哀楽を示す光り方で表現する新たな機能「Feel*Talk」も面白い。
例えば「通話内容が暗い話題であったなら、雨が降っているアニメを表示し、ほのかに暗めに光る」「笑いが絶えない明るい通話なら、踊るアニメが現れ、ヒカリドロップスが派手に明るめに光る」という。Feel*Talkには45パターンのFlashアニメと15パターンの光り方が用意され、通話中に自分が発した声の高低や無音時間などを分析し、会話内容の喜怒哀楽を(おおまかに)分別する仕組みとなっている。この感情アイコン&Flashアニメは通話履歴にもアイコン表示され、後で確認することもできる。
機能・スペック | P702iD |
---|---|
iチャネル | ○ |
FOMAプラスエリア | ○ |
パケット通信中のテレビ電話切り替え | ○ |
フルブラウザ | ― |
外部メモリの最大対応容量 | miniSD(最大2Gバイト) |
おサイフケータイ | ― |
プッシュトーク | ○ |
着もじ | ○ |
おまかせロック | ○ |
電話帳預かりサービス | ○ |
カメラのオートフォーカス | ― |
着うたフル | ○ |
音楽再生(ノンセキュア) | ノンセキュアAAC |
音楽再生(セキュア) | SD-Audio |
バイオ認証 | ― |
通話からのテレビ電話切り替え | ○ |
QRコードリーダー | ○ |
自動時刻補正 | ○ |
iアプリ容量 | 230Kバイト(本体:30Kバイト/スクラッチパッド:200Kバイト) |
キャラ電 | ○ |
セキュリティスキャン | ○ |
トルカ | ― |
メールの圏内自動送信 | ― |
着メロ和音数 | 64和音 |
ポケベル入力 | ○ |
OS | Linux |
マクロ切り替えスイッチ | ○ |
コンテンツの外部メモリ移行 | ○ |
バイリンガル | ○ |
3G国際ローミング | ― |
1.7GHz周波数帯対応 | ― |
デコメール署名 | ○ |
赤外線 | ○ |
Bluetooth | ― |
サイズ(幅×高さ×厚み) | 49×100×19.7ミリ |
重さ | 109グラム |
連続通話時間 | 約140分(テレビ電話:約90分) |
連続待受時間 | 約500時間(静止時)、約350時間(移動時) |
アウトカメラ | 有効130万画素CMOS |
インカメラ | 有効10万画素CMOS |
外部メモリ | miniSD(別売り/最大2Gバイト) |
メインディスプレイ | 2.2インチ約26万2144色TFT液晶(240×320ピクセル) |
サブディスプレイ | 0.8インチ有機ELディスプレイ(96×25ピクセル) |
ボディカラー | スクエア・ホワイト、スクエア・ブラック、ラウンド・コーラル、ラウンド・シルバー |
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