「SH903iTV」をさらに快適に活用するための、7つのTips：ワンセグをスマートに、より美しく──「FOMA SH903iTV」　第2回（2/2 ページ）

» 2007年03月09日 09時30分公開

[PR／ITmedia]

Tips 4：マナーモードと連動するプライベートフィルタと字幕表示

　電車の中やカフェなど、周りにたくさん人がいる場所でSH903iTVを使う場合、画面をのぞき見られていないか気になることもあるだろう。そんな時に便利なプライベートフィルタ機能だが、プライベートフィルタには「マナーモード連動」という機能が用意されている。この機能を設定しておけば、マナーモードに設定している間はプライベートフィルタがオンになる。外出中など、マナーモードに設定している場面はプライベートフィルタをオンにしたいケースと重なることも多いので、個別に設定するより簡単だ。

　さらに、ワンセグにもマナーモード連動機能が用意されているので、合わせて設定しておこう。これはマナーモード設定に合わせて字幕のオンとオフを切り替える機能で、マナーモードをオンにした状態でワンセグを起動すると、自動的に字幕表示がオンになるというもの（ただしワンセグを起動後にマナーモードに設定した場合は連動せず、手動で字幕表示を設定する必要がある）。音が出せない状況では字幕が出るようになるので、いちいち設定を切り替える必要がない。

プライベートフィルタをマナーモードと連動させるには、「設定」を開いて「表示」→「プライベートフィルタ設定」で「マナーモード連動」をONにすればいい

ワンセグの字幕は、視聴中に［カメラ］キーを押してメニューを開き、「字幕表示」を起動時設定にして、さらに「マナーモード連動」を選ぶことでマナーモードと連動した字幕表示ができる

Tips 5：PCからmicroSDメモリーカードにデータファイルを書き込む

　SH903iTVに搭載されているドキュメントビューアも、活用したい機能の1つだ。ドキュメントビューアを利用すれば、PowerPointやWord、Excelなど、普段よく利用するビジネスソフトのデータや、JPEG（JPG）、PNG、GIF、BMPファイルが端末上で参照できる。

　SH903iTVは、最大2Mバイトまでのファイルが添付されたメールの送受信ができるため、仕事用のPCからデータを送ることも、以前と比べればだいぶ楽になった。パケット通信料が定額になる「パケ・ホーダイ」に契約していれば、2Mバイトまでのファイルを転送するのにパケット通信料を気にする必要もない。

　2Mバイトより大きなファイルを端末側に転送したい場合は、PCからmicroSDメモリーカードにファイルを書き込む方法をお勧めしたい。microSDメモリーカードに対応したアダプタやFOMA USB接続ケーブルえあれば、簡単にデータを書き込める。ただ、ファイルはどこに書き込んでもいいわけではなく、microSDメモリーカードの特定の場所に入れておく必要がある。保存場所は「PRIVATE」→「SHARP」とフォルダをたどった中にある、「DOCUMENT」フォルダ内だ。「\PRIVATE\SHARP\DOCUMENT」と書いた方が分かりやすい読者もいるだろう。

　なお、PCからmicroSDメモリーカードに直接データを書き込んだ場合は、SH903iTVで「管理情報の更新」をしないとデータが見つからない場合がある。書き込んだデータがSH903iTVで参照できない場合は、決定キーでメニューを開き「LifeKit」→「microSD管理」→「管理情報の更新」を選び、更新を実行しよう。必要なフォルダにチェックを入れて「完了」を押すか、「全て」を選んで「はい」を選ぶと更新される。

Tips 6フルブラウザでお気に入りのページを一発起動

　SH903iTVに搭載されているフルブラウザには、ブックマークの検索フォルダに登録された最上位のWebページを表示する機能がある。この機能は、本来検索サイトを登録しておき、検索したいときにすぐにサイトを呼び出せる機能だが、呼び出すサイトに制限はないので、例えば毎日必ずチェックしたいニュースサイトなどをここに登録しておくと、ホーム画面とは別に、もう1つワンタッチで呼び出せるWebサイトを追加できる。

　呼び出す方法は簡単で、呼び出したいWebサイトを「Bookmark」フォルダにある「検索」フォルダの一番上に登録しておけばいい。これでフルブラウザを起動中に［7］キーか［カメラ］キー（メニュー）→［6］（検索）→［1］（ウェブ検索）を押すと登録したサイトを呼び出せる。