カメラもハイエンドに進化した“AQUOSケータイ 3rd model”、その写りはどう?──「912SH」荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/3 ページ)

» 2007年07月26日 16時51分 公開
[荻窪圭,ITmedia]
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 次は室内の作例。まずは白熱灯下で、手ブレ補正機能を試そう。

photophoto 白熱灯下 手ブレ補正:なし(左)、手ブレ補正:有効(右)

 もちろん、どちらも手ブレしないようにしっかり持って撮ったものだが、ブレないのなら手ブレ補正なしの方がきれい。手ブレ補正を有効にした方はディテールもちょっと荒れている。

 さらに撮影補助用ライトを使って1枚。手前がちょっと明るくなってるのが分かるだろうか。

photo 撮影補助用ライトを使用

 次は蛍光灯下。

photo 蛍光灯下

 こちらはオートでもバランスの取れたいい写りだった。

 最後はマクロ。

photo

 ピントもしっかり来ているし、ディテールも320万画素らしくちゃんと出た。


photo

 今までのソフトバンクモバイルのAQUOSケータイはワンセグがメインであり、その分、カメラのスペックが少し劣っていた(AFもなかった)。しかし今回の912SHは、AF付きの320万画素CCDとハイエンドクラスにスペックアップした。3インチのワイドVGAとなるディスプレイも高精細でいい。撮った写真もすごくきれいに表示できる。

 そして何より“速い”のがいい。3MモードのSuperFine画質にしてもサクサク撮れる。この速さは素晴らしい。これだけ速いと3Mモードでどんどん撮る気になるものである。

 カメラ機能の欠点は先ほどの作例で述べたが、露出オーバーになりやすい傾向があること(季節や時刻の影響もあるのかもしれないが、そのほかのシャープ製端末ではそれほど気にならなかったのでなおさら)と、横回転をもっとカメラ機能とマッチさせてほしいことか。個人的には、背面(ディスプレイの裏)に横回転と連動したカメラを付けてもらえると、もっと楽しく携帯カメラで遊べるようになると思うのだが。


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