次に、録画した映像を保存するにはHDDが必要だ。しかし、PC内蔵のHDDでは容量が不安な場合も多いだろう。そこで、USB 2.0やIEEE1394に対応した外付け型のHDD、しかも大容量な「HD-160U2」をチョイス! なお、HD-U2シリーズは3層構造の新素材「コーベホーネツ」を採用したヒートシンクボディになっており、高い放熱性によってファンレス構造を実現している。
冷却ファンがあると、映像にノイズを与えやすいしファンの風切り音が気になる。だからファンレス構造の「HD-160U2」は、DVDレコーダー用として非常に魅力的なのだ。またファンレスだから本体がコンパクトとなり、設置する場所も選ばない。
インタフェースはUSB 2.0/1.1で、HDD容量は今回チョイスした160Gバイトのほか、120Gバイト、250Gバイト、300Gバイトがラインアップしているので予算に合わせて選ぼう。また、今回は映像の録画を目的としましたが、USB 1.1が搭載されたPCをパワーアップするなら、USB 2.0インタフェースカードの購入も考慮したいところ。
最後にもう一つ、録画、編集した映像データを記録するDVDドライブが必要だ。書き込み対応のDVDドライブはDVD±R/RWが使用できるものが主流で、さらにDVD-RAMにも対応したマルチプラスドライブも増えてきている。これにより対応メディアについて悩むことなく、インタフェースやデザイン面から自由に選べるようになってきた。
今回はDVD-R/+Rで8倍速書き込みが可能な「DVM-L88U2」をチョイス! DVD-RAMには対応していないけれど、DVD±R/RWが使用できるし、USB 2.0/1.1およびIEEE1394のインタフェースを装備しているので、使い勝手がよい。最近は、高性能で使い易い割には値ごなれが進んでおり、購入しやすくなっているところもポイント。
ちなみに、予算の関係からとにかく安くDVD-Rに書けるドライブが欲しい! というユーザーには「DVRーL42FB」(内蔵型)も良い選択肢だろう。DVD-R/-RW、CD-R/-RWが読み書きでき、-RAM/+R/+RWが読み込め、それでいて実勢価格で1万円を切っている。
さて本体には、音楽CDやデータCD、DVDなどを作成する「Sonic Record Now!」、CD、DVDのパケットライティングソフト「Sonic DLA」、DVキャプチャや動画編集が可能な「Sonic MyDVD 5」、オーサリングソフト「SONIC MyDVD」、DVD-Video再生ソフト「SONIC CinePlayer 2」など豊富なソフトが付属している。これでDVDに関わるほとんどの作業ができるので、いちいち他のソフトを購入する必要はないかも。
書き込み対応のドライブには、DVD±R/RWおよびDVD-RAMの書き込みに対応した外付け型モデル「DVSM-388IU2」や内蔵型モデル「DVSM-388FB」がある。またDVD±Rで最大8倍速の書込みを実現した、DVD-RAMの読み込みにも対応した外付け型モデル「DVM-R88IU2」や、内蔵型モデル「DVM-R88FB」もある。これらはすべてDVD±Rで8倍速書き込みが可能なので、この中から選択すれば間違いはないだろう。
これで必要な機器は揃った! どのモデルも「簡単セットアップ」により、初心者でも迷うことなく設定ができるため、特に用意しなくても大丈夫。
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