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2004/10/13 13:01 更新

レポート
これからのエステサロンはタブレットPCに業務支援される milax (2/2)


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佐藤 お客様がいらして受付をすると、コンシェルジュがカウンセリングを始めます。ステップとしてはまずお悩みを聞いて、そして本日の体調を伺ってからです。カウンセリング結果はプリントアウトでも見ることができます。基本的にはプリントアウトしてお見せして、これで正しいでしょうか、という署名をいただいています。

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受付を済ますと、コンシェルジュのカウンセリングが開始される

 初診のカウンセリングは30分くらいかかります。また体調だけでなく、生活習慣も伺います。

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こちらは初診用のアンケートシート

 その後は、エステティシャンに引き継ぎ、施術を行います。その際もタブレットPCにデータを書き込みます。

 各施術をする者が、ちょっと空いた時間や待っている時間などに入力していますね。たとえばエステにはヒートマットというのがあって、そこに15分くらいくるんでおくという工程があります。その最中は手が空きますので、入力できます。

――ボディマップはこのような施術をしましょうという確認のためのシートなのでしょうか?

佐藤 施術中に見せることはありますね。基本的にはデータとして残すという意味が大きいです。これはカルテですから。ボディマップ上に記入するだけではなく、テキストでメモを書き残すこともあります。

 ネイルの場合ただ単にカラーリングするだけではなく、ハンドマッサージを行います。塗りが半分、マッサージが半分という感じです。カラーリングより、手や指に傷があるかや、肌の状態などを重要視しています。

 タブレットPCを使用したこのシステムですと、リフレクソロジーの場合は特に効果がありますね。書きながら、ここは胃弱に効果があります、などと説明ができます。通常のエステサロンですと、この足裏のポスターが大きく貼ってあって、それを見ながら指差しするなどして説明します。

 また顔もあります。にきびですとかくすみですとか、結構細かく書くことがありますね。テキストでフリーワードを書くこともします。どんな化粧品を使ったか、などということも入力できるようになっています。

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タブレットPC上から精算も可能だ。メニューごとに金額が出て、支払い方法、現金なのかカードなのか、領収書を印刷するしない、領収書の宛名などを指定できる

タブレットPCを利用したシステムの効用

――実際に作業されるかたにとって、タブレットPCを使用することにより業務が楽になったのでしょうか?

 まず従来の業務ですと、カルテを探す、という作業が発生します。それは弊社にはありません。また、一人が見ているときには大勢が見ることができない、という業務上の問題点も解決しました。

 例えばお客様の予約が入りました、としましょう。あと30分でいらっしゃるというときに、受付の者がこの方はどんなかただったんだろうと検索し、確認することができる。コンシェルジュもどういうカウンセリングをしたのか、すべきなのかを調べることができますし、エステティシャンも前回どういうことをしたのか、前回の施術前施術後でどれだけサイズチェンジをしているか、誰も意識することなく同時に検索して調べてお客様に対して応対することができます。

 さらに施術後、エステティシャンが入力すると、ほぼリアルタイムにコンシェルジュがそのお客様のデータ(カルテ)を照会することができ、情報の同時共有が可能になっています。

 導入して一番メリットが高かったのは、新しく入ってきたスタッフがすぐにシステムを覚えてしまう、ということですね。紙カルテを運用してお客様が来たらああして取ってきてこうしてこうするんだよと教えるよりも、システムはこういう流れなんですよと教えるだけで、お客様に対する基本的な接客の流れがわかってしまう。それが一番いいところですね。

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スタッフはタブレットPCをさらさらと使いこなしていた

 職種的にそれほどPCを多用する業界ではありませんので、PCに慣れている人は多くないですからね。機械じみていないというか、普通のカルテに近いものですから、わかりやすいと思います。

 当然この店も、2号店3号店を考えておりますので、今はこの1店舗だけで完結していますが、なんらかの方法でセキュリティを向上させて別の店とつなげたいと考えています。我々はカルテを一元管理できるし、お客様にとってはどの店に行ってもいい、という形にしたいなと思っています。

 またこのシステムを他サロン向けに提供していこうと思っていて、体制を整えつつあります。引き合いも既にあります。

 日頃弊社は、ブランディングに始まり、事業構築支援、クリエイティブ、広報と、終始一貫したサポートをクライアント様に提供していくことを業務としています。そうした弊社のサービスメニューをすべて導入し、実現させたのが、このmilaxサロンです。

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milaxの親会社である(株)カブ・取締役・マーケティングディレクターの佐藤功氏

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[大出裕之,ITmedia]

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