すべてのセッティングが完了し、納得のスコアが出た時点で、掲示板への投稿に進むこととなる。投稿する掲示板の条件は、「ハードウェアを扱う」必要があるものの、とくにASUSから指定されている掲示板はない。ASUSのコンテストサイトへ登録するときに、自分が投稿を掲載した掲示板のアドレス(場合によってはそのスレッドのアドレス)が必要となるので、URLはメモしておこう。
今回利用する掲示板は、OVERCLOCK WORKSの特設掲示板。テスト環境やスコアなどの必要事項をテキスト形式で記入する。
なお、このコンテストは台湾そのほか世界規模のコンテストであるため、スコアや設定に関する項目はなるべく英語(1バイト文字)を用いている。そのほかスクリーンキャプチャなどを任意でアップロードして掲示板への掲載は完了だ。参考までに筆者が掲示板に掲載したテキストを上げておく。これは、OVERCLOCK WORKS特設掲示板で示されていた投稿フォーマットに拠っている。
[PCmark04]
PCMark04 Score:6108
[Sandra2004]
CPU-Dhrystone ALU:11540 MIPS
CPU-Whetstone FPU:4715 MFLOPS
CPU-Whetstone Isse2:8152 MFLOPS
MEMORY-Bandwidth Int:6312 MB/s
MEMORY-Bandwidth Float:6323 MB/s
M/B:P5GD2 Premium / BIOS1007
CPU:Pentium4 540[SL7KM]
MEMORY:ELPIDA PC2-4300 512MB X 2
CPU Cooling:Intel Cooler
HDD:Seagate Barracuda 7200.7 ATA 80GB
Optical Drive:None
VGA:ASUS EAX800XT[PCI-Express]
OTHER CARD:None
POWER SUPPLY:Antec True550EPS12V
CASE:DOSPARA B-ONE
OS:Windows XP SP1a
CPU Frequency:282MHz
DRAM Frequency:564MHz
Memory Voltage:2.10V
Chipset Core Voltage:1.60V
CPU VCore Voltage:1.50V
FSB Termination Voltage:1.40V
CPU Lock Free:Enable
DRAM Timing:5-5-5-15-5
PEG Link Mode:Normal
Slot Power:Normal
つぎはASUSへのコンテスト参加登録だ。登録はASUSサイトの特設ページから行う。
以上で晴れて登録完了だ。
参加登録後はASUSのエンジニアが結果を検証するとのこと。プロの目をパスすると「自作PCのエキスパートであることを証明する証明書」がもらえる。パスできなかった場合には、「何が足りなかったのかについて書かれたメール」が返信されるというので、プロのアドバイスを見直して再度チャレンジしよう。なお、この審査にはおよそ5日かかるということだ。
同コンテストでは自作PCコンテストと同時に、Intel 915/925マザーボードが当たるクイズも開催している。クイズは5問程度だが、内容は期間中毎日変わるとのこと。こちらの開催期間は2004年9月1日から10月31日。
……ということで、今回は仕事も半ば忘れておもわず自作PCコンテストに没頭してしまった。普段からオーバークロックに勤しむユーザーもそうでないユーザーも、賞品獲得を目指し、ここはひとつコンテストに挑戦してみてはいかがだろうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.