「普通プラスαがいい」という人のための、オトナのノート――日本HP「nx4800/CT」(2/3 ページ)

» 2004年10月29日 22時13分 公開
[小林哲雄,ITmedia]

 試用機は、CPUはCeleron M 330(1.40GHz)、256Mバイト DDR SDRAM、40GバイトHDD、CD-RW/DVDコンボドライブを採用する標準構成モデルであったが、CPU、メモリ容量、HDD容量、光学ドライブ、バッテリーの種類、無線LANの有無などBTOによるカスタマイズも可能だ。基本パーツ項目以外に、ハードウェアの追加サポート(3〜5年引き取り/オンサイトなど)、アプリケーションの電話サポート(回数制限/無制限)などサポート項目に関しても選択できる。

製品名HP Compaq nx4800/CT
BTO構成メニュー標準構成モデル
CPUCeleron M 330、Pentium M 725/745Celeron M 330
チップセットIntel 855GM
メモリ256Mバイト〜2Gバイト DDR SDRAM(メモリスロット×2)256Mバイト DDR SDRAM(256Mバイト×1)
HDD40/60/80Gバイト Ultra ATA/100 4200rpm40Gバイト
光学ドライブDVD-ROM、CD-RW/DVDコンボ、8倍速DVD+R記録対応DVD+RWドライブCD-RW/DVDコンボ
ネットワーク100BASE-TX LAN、56Kモデム
ネットワークオプションなし、IEEE802.11b/g(Intel Pro/Wireless 2200BGチップ搭載 Centrino準拠)、IEEE802.11b/g(Broadcommチップ搭載)IEEE802.11b/g
液晶パネル1280×768ドット表示対応 14インチワイドウルトラクリアビューカラー液晶、1280×768ドット表示対応 14インチワイド低反射カラー液晶14インチワイドウルトラクリアビューカラー液晶
インタフェースPCカードスロット(TypeII)×1、6in1メディアカードスロット(SDメモリカード/メモリースティック(Pro含む)/スマートメディア/xDピクチャーカード/MMC)、アナログD-Sub×1、S-Video出力×1、USB2.0×3、IEEE1394×1、ヘッドホン出力×1、マイク入力×1、専用拡張コネクタ×1
サウンドJBL-Proステレオスピーカー、Sound Blaster Pro互換サウンド機能
バッテリー6セルリチウムイオンバッテリー、12セルリチウムイオンバッテリー6セルリチウムイオンバッテリー
バッテリー持続時間約3.5時間(6セル)/約7時間(12セル)約3.5時間(6セル)
OSWindows XP Professional、Windows XP Home EditionWindows XP Home Edition
本体サイズ334(幅)×230(奥行き)×33(高さ)ミリ
重量約2.36キロ(6セルバッテリー搭載時)
価格11万9700円

打ちやすいフルピッチキーボードと「ちょっとした気配り」なボタン類

 特徴の一つであるフルピッチキーボードは、Enterキーの右にHome/Page UP/Page Down/Endといった、一般ユーザーにとっては使用頻度が低いであろうキーが配置されるやや変則タイプではあるものの、ほぼ全域で19ミリピッチとなるキーにより、入力はかなり快適だ。キーボード上部には電源ボタン、音量調整ボタン(音量アップ/ダウン/消音)、無線LAN機能の制御ボタンが配置されている。

photo ほぼ全域で19ミリピッチとなるキーボード

 4ウェイスクロール機能付きタッチパッドは、タッチパッド上の物理ボタンで機能をオフにもできる。なおこのボタンにはランプが内蔵されており、機能しているか否かの確認も一目で行えるようになっている。

photo 別途マウスを使用するなど、タッチパッドを使わない時は機能をオフにできるボタンが搭載される

 なお、試用モデルの搭載メモリは256Mバイトであったため、日常作業でもスワップによる速度低下が頻発した。Windows XPとそのほか使用するソフトをストレスなく動作させるには、やはり256Mバイトでは足りない。BTOにて容量が多いものに変更するか、増設を強くお勧めしたい。

ワイド液晶とJBLスピーカー搭載でDVD視聴用途に向くが、標準バッテリー性能はやや不満

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

最新トピックスPR

過去記事カレンダー