iTunesの左ペインから「ポッドキャスト」を選択後、画面の右下をクリックするとポッドキャストに関する設定を行うダイヤログが出現する(「編集」-「設定」から呼び出すことも可能)。ここには「新しいエピソードを確認」「新しいエピソードがある場合」「保存する内容」の各項目が用意されており、その下には、iPodにコピーするポッドキャストを設定するための「iPod設定」ボタンがある(“エピソード”は番組のこと)。
どのような間隔で更新をチェックするかを設定する「エピソードの確認」は「毎時間」「毎日」「毎週」「手動」という4項目、新しい番組がある場合にどのような動作をするか設定する「エピソードがある場合」は「すべてをダウンロード」「最新のものをダウンロード」「何もしない」という3項目が用意されており、iTunesへ登録した番組の更新を管理できる。これだけ細かく設定できれば、常に最新の番組をチェックできるだろう。
iPodへの転送についても、「すべてのポッドキャストを自動的に更新」「選択したポッドキャストのみ自動的に更新」「ポッドキャストを更新しない」という選択肢が用意される。また、「未再生のエピソードのみ」「最新のエピソードのみ」を更新するというオプションも用意されているので、残り容量の少ないiPodでも十分に番組を楽しめる。
このような手順で番組を転送したiPodを見てみると、「プレイリスト」の項目内に「ポッドキャスト」が追加されていることが分かる。「ポッドキャスト」の項目をたどれば、転送した番組が表示されるので、聴きたい番組を選択すればいい。このあたりは普段からiPodを使っていれば迷うことはないはずだ。
iTunes+iPodで楽しめるポッドキャストは、iTMSから提供されているものだけではない。「Publish Podcasts」という機能を使えば、iTMSに追加したいポッドキャストのRSSフィードURLを登録することもできる。ただし、このサービスを利用するにはiTunes Music Storeで曲を購入するのと同様にApple ID(もしくはAOL screen name)が必要なので、現在、日本国内から登録することは難しい。
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