5分で分かった気になる、今月のアキバ事情2005年8月(2/4 ページ)

» 2005年09月02日 01時09分 公開
[古田雄介(アバンギャルド)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

高速メモリ続々登場

 メモリは6月頃から続いていた高騰傾向がピークを迎え、値下がり傾向になりつつあった。それに続くように、PC2-6400(800MHz駆動対応)、さらにはPC2-8000(1000MHz駆動対応)などの高クロックメモリが登場し、アキバ各ショップでも普通に販売されるようになった。

 PC2-6400は800MHzで駆動するDDR2 SDRAM。これに関しては4月からごくわずかに流通していた。「高クロックと謳うメモリは、まずオーバークロックで速度を引き上げられたタイプが出回りますが、相性問題が起きやすいというデメリットもあります」とのことで、絶対数の少なさに加え、入荷を見合わせるショップも多かった。しかし、最近は市場に浸透したころに正式対応タイプが出てくるのが通例になっており、今月、センチュリーマイクロから正式対応製品が登場し、取り扱いショップも増えてきた。

photo 8月第2週、T-ZONE.PC DIY SHOPに入荷したセンチュリーマイクロ製PC2-6400 DDR2 SDRAM。価格は256Mバイトモジュール8904円、512Mバイトモジュール1万5540円(左)、パソコンショップ・アークに入荷したCrucial製PC2-8000 DDR2 SDRAM「Ballistix」シリーズ。512Mバイト版で2万4800円。T-ZONE.PC DIY SHOPでは1Gバイト版も入荷されており、こちらは5万3340円となっていた(右)

 現行最高速の1000MHzで動作するPC2-8000も、8月第4週にCrucialから登場。「6月に極少数出回ったCorsair製と同じくオーバークロック仕様」(パソコンショップ・アーク)という。

TX開業と、まもなく開店のヨドバシ。PCパーツショップへの影響は?

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