今週金曜、アキバ各ショップでMSI製マザー「915GM Speedster-FA4」の販売が始まった。価格は2万7000円前後で在庫は少数。
915GM Speedster-FA4は、MSIがワークステーション向けに開発したmicroATXマザーボード。Socket 479を採用し、Pentium MとCeleron Mが搭載できる。ノースブリッジにはIntel 915GMを搭載するが、サウスブリッジがICH6Mではなく、デスクトップ向けのICH6となっているのが特徴の1つ。メモリはDDRとDDR2双方に対応し、PCI Express x16とPCI Express x1スロットをそれぞれ1基ずつ備えている。
なお、専用のCPUクーラーが付属されるが、CPUとクーラーの間にスペーサーを挟むことによりmPGA 478対応の汎用CPUクーラーも使えるとしている。
入荷した高速電脳は「この間出たAOpen製デスクトップ向けPentium Mマザーは静音性に優れていますが、若干搭載できるパーツを選ぶことで敬遠したユーザーもいると思います。対してこの915GM Speedster-FA4は、CPUクーラーの選択肢も広く汎用性が高いのが特徴です。発熱量と消費電力の多いPrescottコアCPUを避けていたインテル系ユーザーにとっては、ようやくNorthwoodに代わるメインマシン用の選択肢が出てきたといえるでしょう」とのことだ。
なおMSIは10日に、TSUKUMO eX.で915GM Speedster-FA4などが展示されるイベント「Pentium M With MSI」が開催される。興味のあるユーザーは週末、アキバに出向いてみてはいかがだろうか。ちなみに同じく週末の日曜は、ネットランナー主催のメイドさんが配布してくれるイベントも行われる。
製品 | MSI「915GM Speedster-FA4」 |
入荷ショップ | |
高速電脳 | 2万7000円 |
T-ZONE.PC DIY SHOP | 2万7800円 |
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