3サイズで手にジャストフィット──チルト操作対応の“コンフォート”マウス「グランツHS」マウス(2/2 ページ)

» 2005年11月02日 00時00分 公開
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横スクロール+5ボタンの多機能性はそのまま継承

 多機能な機能面は、初代グランツHSとなる「タイプL」からまるまる継承されている。以前、すでに触れている(レビュー参照)が、ホイールは左右に傾けることで、たとえばブラウザの横スクロールや、表計算ソフトの横に広いスプレッドシート操作などにおいて横スクロール操作が行える。いまや縦へのスクロールはホイール操作で行うのが当たり前になっており、ノートPCに搭載されるトラックパッドにおいても縦横スクロール操作が可能なモデルは多い。マウスで横スクロール操作をワンタッチで行えることは、多くの人が望む機能なのである。

 標準設定ではブラウザの「戻る」「進む」に割り当てられた第4/5ボタンも親指で操作しやすい位置にある。これらは前後に並んでいるため直感的に操作できるといえよう。なお、第4/5ボタンはスクロール操作と併用することでアプリケーションスイッチ(タスク・ウインドウ切り替え)としても利用でき、この場合の操作も非常に便利だ。

 ちなみに左右スクロールはアプリケーション側の対応も必要のようだ。たとえば最近人気も高く、使用ユーザーも増えているブラウザ「Firefox」では少々動作が異なる。同ソフトの場合は、ホイールを左右に傾けると横スクロールではなく、戻る/進むとして機能してくれる。じつは戻る/進む操作は、第4/5ボタンを操作するよりもホイール左右での操作の方が手軽だったりする。

 また分解能の切り替え機能もやはり便利だ。この機能は、ホイールと右ボタンを数秒ほど同時押しすることで200・400・800カウント/秒に随時切り替え行えられるもので、アプリケーション操作中でもさっと切り替えでき、設定メニューなどで作業をいったん中断して設定せずとも即座に行えるのがポイントとなる。

 日常的には、マウスポインタを素早く動かせる800カウント/秒での操作が快適だが、デジカメ写真の画像編集時など、細かなマウス操作を強いられる場合は一時的に速度をゆっくりにさせたいといった場合もある。そのさいにワンタッチで分解能を切り替えることにより、余計な手間をかけずとも的確なポインタ操作が行えるようになる。

photo たとえば画像編集ソフトにて、マウスにて細かく丁寧に範囲選択を……といった場合は分解能を落として、カーソル速度がゆっくりになると作業しやすい

ユーザーをさらに選ばなくなったスタンダード多機能マウス

 初代グランツHSこと「タイプL」は、多機能だけでなく“ちょっと大きめ”が魅力で、それが使い勝手のよさにも繋がっていた。もっとも手の大きさは個人ごとに千差万別であり、標準的なサイズのマウスでも大きすぎるというユーザーもいる。そのため「タイプL」に加えて、標準的といえるサイズの「タイプM」、ちょっと小さめの「タイプS」をラインアップすることで、より多くのユーザーが快適に利用できる製品群が揃ったといえる。

 もちろん“ちょっと大きめ”ではなくなったことでの魅力が薄れたわけではない。手のひら全体でしっかりと抱え込める、滑らかな曲面で構成された形状は変わらないからだ。手が大きめの筆者は「タイプL」がぴったりだと感じたが、「タイプM」でもそう変わらない使い勝手ではある。中央部が高めに盛り上げられている基本形状は変わっていないため、手のひらで抱え込む普段のスタイルが大きく変わらないためだと思われる。

 今使っているマウス──フィット感がいまいち、業務でホイール付きマウスを使っているが表計算ソフトで横スクロールだけが面倒などと思ったことのあるユーザーは、3つのサイズが選べるようになった「グランツHS」から自分のジャストサイズを見つけて購入してみてはいかがだろうか。

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制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2005年12月31日