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ちょっと気になるネットの話題「ねとらぼ」
レビュー2006年02月20日 10時00分 更新
手軽にPCのオーディオ環境を強化したいなら──「Sound Blaster Digital Music SX」 (2/2)アナログ音源のデジタルライブラリー化にエフェクト関連では、Sound BlasterシリーズでおなじみのEAXが利用可能だ。といっても本製品の場合はサウンドカードのそれとは異なり、ソフトウェアによってエフェクトを実現している。洞窟や教会、ジャズクラブなどさまざまな場所の残響をシミュレートするエフェクトも面白いが、とくに使えそうなのがオーディオクリーンアップという効果だ。これはオーディオのヒスノイズやクリックノイズを除去するもので、テープやレコードなどのアナログソースのノイズを消し、より高音質で再生できる。設定は簡単だがソースによってはかなり効果があり、過去のアナログ資産をデジタルデータとしてライブラリー化する場合などにはぜひ試してみてほしい。
複数用意されるエフェクトのうち、もっとも活躍しそうなのがこのオーディオクリーンアップだ。つまみ調整するだけで、テープやレコードにありがちなノイズをかなりきれいに消せる。ファイル再生時に使えるのはもちろん、外部入力に対しても有効だこれらの操作はリモコンでも可能だ。音量調整や擬似サラウンド「CMSS」のオン/オフを行なえるほか、Startボタンを押すと「エンターテイメントセンター」というソフトが起動し、ここで音楽やビデオの再生、エフェクトの設定などが行なえる。手元で選曲や音質が設定できるので、PCから離れた位置でリスニングするときに重宝するはずだ。ただし、リモコン操作に対するソフトの反応が若干遅めなのが気になった。また、入力ソースの切り替えは本体のスイッチで行なう必要があり、すべてがリモコンに対応するわけではない(もっとも、とくに不便とは感じなかった)。
リモコン操作で「エンターテイメントセンター」を起動できる。ジュークボックスソフト同様に、PCに保存してある楽曲データをアルバムやジャンルから選曲して再生可能だ。ビデオファイルの再生も行える音質に関してはかなり良好な部類といえる。ノイズはもちろんほぼ皆無だし、録音、再生ともにクリアな音質だ。音楽、映画ともに文句なく楽しめる。24ビット/96kHzという高音質フォーマットもサポートしているが、音楽制作ソフトで標準的なASIOドライバはサポートされていないのが少々残念だ。もちろん音楽制作に使うことも可能だが、本製品のメインの用途はやはり音楽や映画の鑑賞用ということになるだろう。 もう1つ、本機はPCと接続せずにスタンドアロンで使えることも大きな特徴だ。これは音楽鑑賞に活用するときアドバンテージとなる。ドルビーデジタ/DTSのパススルー出力やエフェクトが利用できなくなること、ACアダプタを使う必要があることはPC接続時とは異なるが、そのほかの基本的な動作はスタンドアロンでもほぼ同様だ。MDやオーディオコンポをデジタル入力に直接接続して高音質の出力も行なえるし、いちいちPCを起動することなく、そのまま使えるのはうれしいところだ。機能は最小限だが、同様の製品の中でももっともシンプルで手軽に使えるのが本製品の魅力だろう。 関連記事関連リンク
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