発表会では、同社ディレクター ジャパンカントリーマネージャーの山本浩道氏が市場の概況などを述べた。
自社ラインアップの7割がデスクトップPCに片寄っている現状を指摘し、今後は市場で人気が高いノートPC製品を積極的に投入していきたいとし、今回のMX1020jはその第一歩だと説明した。これからもノートPCや液晶ディスプレイなどの周辺機器を拡大していくと語った。
また、ゲートウェイとイーマシーンズの合併(2004年)を経て、現在では売り上げの約9割が米国依存となっているとし、さらなる飛躍を目指して、日本/カナダ/メキシコ/イギリス/フランスといった国際市場にも、店頭小売りチャンネルに特化して展開していくと述べた。
米国では直販部門と法人部門の建て直しが急務だが、今年米国内に工場を立ち上げてCTO対応モデルの提供を強化するなどの対策を行っていると報告。今後も低コストな体制を継続しつつ、新しい市場に展開していくことでさらなる成長をとげたいとまとめた。
山本氏にうかがったところ、日本ではゲートウェイ製品の伸び率が高く、ゲートウェイとイーマシーンズの比率がほぼ半々にまでなったという。ノートPCはゲートウェイブランドしかなく、このMX1020jを皮切りとして、さまざまなタイプの製品を展開していきたいと語り、すでに米国で発売されている17インチワイド液晶を搭載したノートPCも近いうちに投入できるだろうと述べた。
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