「自作は安い」が復活するかも――AMD 690への期待5分で分かった気になる、3月のアキバ事情(3/4 ページ)

» 2007年04月03日 11時45分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

モバイルOS&拡張スロットの拡張――意外と実用性の高い変わり種

DECA「MG-P19014E」。T-ZONE.PC DIY SHOPはデモ機を展示中

 類似品のない変わり種ながら、実用性の高さがショップに評価されているアイテムを2つ紹介したい。

 まずは、月末に登場したDECAのPCIスロット増設ユニット「MG-P19014E」。PCI-Express x1スロットに接続し、4基のPCIスロットに変換するアダプタユニットだ。価格は2万5000円前後。

「対応カードが少なく、持て余し気味のPCI-Express x1スロットを有効活用できるとあって、注目を集めていますね。インタフェースカードなど、少なめの電力で動作するカードを挿すのがお勧めです」(T-ZONE.PC DIY SHOP)とのことだ。

 3月第2週には、ターボリナックスのポータブルプレーヤー「wizpy」がパソコンショップ・アークに入荷した。同店の話では、好調に売れているという。Turbolinuxを内蔵しており、USBブートが可能なPCなら、常に同じOS環境で利用できる。もちろん、通常の動画/音楽プレーヤーとしても利用できる仕様だ。本体のサイズは幅42×奥行き12.2×高さ84ミリ。

 パソコンショップ・アークは「Linuxは軽いのでモバイル用OSには向いています。ただ、わざわざ持ち歩くほどのニーズはない。wizpyは動画/音楽プレーヤーと融合したことで、常に携帯する理由ができます。上手い戦略だと思いますね」と語る。

2Gバイトタイプ(2万9800円)と、4Gバイトタイプ(3万3800円)がある。4Gバイトタイプのみブラック筐体をラインアップ
wizpy 4GB (ホワイト)

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