以上、FP241VWとFP94VWを一通り使ってみたが、いずれも従来から好評だったSenseyeとAMAの技術を継承しつつ、ゲームに特化したSenseye+Gameの機能も追加することで、ゲーム機はもちろん、PCやAV機器など、さまざまな機器と接続して高品位に動画を表示できるワイド液晶ディスプレイに仕上がっている。
とりわけFP241VWは、Perfect Motionやオーバースキャン設定の機能を盛り込むことにより、BenQの高解像度ワイド液晶ディスプレイ史上で最も完成度の高い1台になったと言っても過言ではない。10万9800円という直販価格は搭載する機能と性能を考慮すると十分安いので、HDMI入力付きでゲームに強いWUXGA対応24インチワイドモデルを探している人にとって、非常に魅力的な選択肢となるはずだ。
FP94VWについては、FP241VWと一部の仕様を共通化しつつ、液晶パネルのサイズや付加機能を抑えることで、HDMI搭載の19インチワイドモデルでありながら直販価格で3万2800円という低価格を実現しているのがポイントだ。動画周りの機能が充実したワイド液晶ディスプレイを低予算で探している人は、ぜひチェックしてほしい。
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制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2007年9月30日