アウトレットに追い風?――秋葉原中央通りに進出した大阪発のイオシス古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)

» 2009年02月16日 16時35分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]
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スクリュー型CPUクーラーにIDE SSDなど、注目アイテム3連発

サーマルティク「SpinQ CL-P0466」

 最後はそのほかの注目アイテムを紹介したい。複数のショップのCPUクーラー売り場で注目を集めていたのが、サーマルティクの「SpinQ CL-P0466」だ。LGA 1366/775とSocket AM2/939/754に対応する大型CPUクーラーで、CPUと水平方向の風を送る独特の形状が特徴。ファンを包む筒状のフィンは、コーナーを少しずつずらすことでらせん形状となり、排熱を効率化させる働きを持つという。T-ZONE.PC DIY SHOPは「風が一直線ではなく、フィンの隙間から漏れやすくなるので、CPUの周囲が冷やしやすい特徴があります。まあ、見た目のおもしろさで売れているというのもありますけど」と語る。

 SSDでは、PhotoFastからIDE接続の4モデルが登場した。容量順で256Gバイトの「PF25P256GSSDIDE」と128Gバイトの「PF25P128GSSDIDE」、64Gバイト「PF25P64GSSDIDE」、32Gバイト「PF25P32GSSDIDE」で、価格は5万5000円前後、3万4000円〜4万円弱、2万3000円〜2万8000円、1万4000円〜1万8000円となる。TSUKUMO eX.は「リード最大90Mバイト/秒、ライト最大70Mバイト/秒と、IDE接続としては高速な部類に入ります。古めのPCにSSDを組み込みたいという人も多く、予想よりは順調に売れていますね」と語る。

 グラフィックスカードで脚光を集めていたのは、ELSAの「GLADIAC GTX 260 V2 896MB 55nm Edition」だ。従来の同社製GeForce GTX 260搭載カードよりもアイドル時に5ワット、ピーク時に8ワット前後の省電力化を実現するほか、GPUに物理演算処理も行える。ツートップ秋葉原本店は「ELSA製の新型GeForce GTX 260カードとあって、欲しい人は多いですね。ただし、他社と比べて高いのもELSAらしいところ。この値段ならGTX 280カードも狙えそうではあるので、ヒットは微妙ですね」と語る。価格は3万5000円弱だ。

PhotoFast「PF25P256GSSDIDE」(写真=左)。ELSA「GLADIAC GTX 260 V2 896MB 55nm Edition」(写真=右)

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