クルマには、座り心地のよいシートと電源があり、エアコンがあり、物置き(トランク)があり、オーディオ機器があり、(設置機器によっては)テレビもある。ある意味、プライベートな部屋の1つだといえる。自車で今まで足りなかったのは、きちんとしたテーブルとインターネット環境である。
テーブルはDN-ARM521でほぼカンペキだ。そしてインターネット環境と自動販売機で買ってきた缶コーヒーさえ用意すれば「オイ。仕事、ばりばりできちゃうじゃないか」。
インターネット環境は、ノートPCと3Gデータ通信端末やウィルコム端末、あるいはUQ WiMAX端末を適当に用意して、PCをヒザの上に置けば十分といえるが、“部屋”というからには、常時接続の無線LAN環境を整えておきたい。ヒザの上にノートPCを置くと、熱いし。
そこで、UQコミュニケーションズの「WiMAX Wi-Fiゲートウェイセット」とアイ・オー・データ機器の「WN-G54DCR」を用意した。どちらもデータ通信端末を接続して回線を共有できるIEEE802.11b/g対応の無線LANルーターであり、WiMAX Wi-FiゲートウェイセットはUQ WiMAX用、WN-G54DCRはPCカードスロットとUSB端子を備え、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイル、ウィルコム、イー・モバイルの各種データ通信端末を接続して使用できる特徴がある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.