本体左側面にはアナログRGB、DC入力端子、排熱口、HDMI出力(HDCP対応)、USB 2.0、右側面にマルチメモリカードリーダー(SDHC対応SDメモリーカード、MMC、PRO対応メモリースティック、xDピクチャーカード)、イヤフォン出力/マイク入力、USB 2.0×2、1000BASE-T対応有線LAN、前面にBluetooth機能と無線LANのオン/オフスイッチを1つずつ備える。小型ボディゆえ、ExpressCardやPCカードなどの拡張スロットは備えないが、2つの外部出力端子──HDMI出力とアナログRGBを変換アダプタなしにそのまま使えること、左右それぞれに分けて配置するUSBポートなど、このサイズのノートPCとして大きな不満はない構成だ。
標準バッテリーは11.1ボルト/48ワットアワーの6セルリチウムイオン型で、単体重量は約300グラムだ(もちろん着脱できる)。バッテリー駆動時間は、省電力モード時のカタログ値で最大約8時間(バランスモード時は約7時間)を実現する。無線LANを有効とし、各種作業をこなすさいの実駆動時間はもう少し短くなるが、標準バッテリーでこのサイズと軽さ、そして駆動時間を実現するのは、モバイルPCユーザーにとってかなりのアドバンテージになる。
ACアダプタは92(幅)×38(奥行き)×27(高さ)ミリで、プラグケーブル込みの重量は約331グラムとなっている。19ボルト/1.58アンペア出力・100〜240ボルト入力に対応し、プラグケーブルへの出力端子は3ピン仕様だ。プラグケーブルが太くて曲げにくく、長すぎるのは相変わらずだが、ケーブル長はプラグケーブルが約170センチ、ACアダプタからDC端子まで約130センチある。DC端子の形状は外径5.5/内径2.1ミリ仕様で、試した限り、Aspire one(初代)と同形状かつ同電圧なので使い回せた(Aspire Timeline AS3810Tでも一応使えたが、逆にAS3810TのACアダプタは、AS1410で使えなかった)ただ、出力が少し低いため、バッテリーのフル充電にかなり時間がかかる(約6時間ほど)……のは少々注意する必要がある。
状態表示インジケータは、キーボードの上部にHDDアクセスとNum Lock/Caps LockのLED、キーボードの手前に電源(起動時は常に青色に点灯)、バッテリー(充電時とバッテリー駆動中は赤、AC接続フル充電時に青色で点灯)、Bluetooth(有効時に青色で点灯)、無線LANのLEDが並び、手前のLEDはディスプレイを閉じても確認できる。青色のLEDは見栄えや視認性がよい反面、やや暗めの部屋で使うと少々まぶしい。さらに、無線LANの赤色のLEDは通信中に手前でパッパパッパと点滅する。こちらはじゃまと思えるほど目に付くのが気になった。
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