そのほかの基本スペックも見ていこう。メモリは1Gバイトを内蔵、ストレージはeMMC(embedded Multi Media Card)準拠のNANDフラッシュメモリを搭載し、容量は64Gバイトと大容量になっている。
通信機能は、IEEE802.11b/g/n対応の無線LANと、Bluetooth 2.1+EDRを標準搭載。センサー類は、GPS、電子コンパス、加速度センサー、ジャイロスコープ、光(照度)センサーを内蔵する。
「Eee Pad TF201」のデスクトップでは、本体の傾きを検知して、水面の向きが変化するアニメーションが楽しめる
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カメラ機能は液晶側に約120万画素のインカメラ、背面側に約800万画素のアウトカメラを搭載する。アウトカメラは従来の500万画素から高画素化しているだけでなく、撮像素子には裏面照射CMOSセンサーを搭載し、F2.4の明るいレンズを採用することで暗い場所でもノイズの少ない写真を撮れる。新たにLEDフラッシュも内蔵している。
サウンド機能は、ステレオスピーカーとデジタルマイクを内蔵。独自の高音質化技術「ASUS SonicMaster」を搭載しており、ASUSが「タブレットとは思えない高品質なサウンドを実現」とアピールするように、タブレットとしては低音の効いたなかなか迫力のある音を鳴らす。音楽や映像、ゲームなども十分楽しめる品質がある。
本体装備の端子類は、カードリーダー(microSDHC/microMMC)、ヘッドフォン/マイク兼用、Micro HDMI出力という内容で、モバイルキーボードドックにはUSB 2.0とSDメモリーカードスロット(SDHC/MMC対応)を備える。このほか、ACアダプタおよびPCとの接続に使う専用コネクタを本体とドック両方に装備している。
モバイルキーボードドックに搭載するUSB 2.0ポートはTF101から1つ減っているが、もともとUSB 2.0ポートを2基以上備えるAndroid端末はほとんどなく、大きなマイナスではないだろう。
純正アクセサリとしては、ブラックとアイボリーホワイトの2色から選べる専用カバー(3580円)、Micro HDMIからアナログRGB(D-Sub)への変換アダプタ(2980円)、ドッキングコネクタに接続するSDメモリーカードリーダー(1480円)とUSBアダプタ(1480円)が用意されている。
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