CPUでは、Sandy Bridge-E(開発コード名)の人気モデル「Core i7-3930K」のC2ステッピングを採用したリテールパッケージ品がようやく出回るようになった。価格は5万円前後で、複数のショップに入荷しているものの、在庫はやや品薄といったところ。
ソフマップ秋葉原本店は「新ステッピングうんぬんより、品薄だった3930Kがリテールボックスで買えるということが大きいです。正直まだ潤沢とはいきませんが、年末年始より買いやすい状況になったのは確かです。X79プラットフォーム全体のカンフル剤になってくれればいいですね」と語る。
なお、インテルからはSSDの新モデル「520」シリーズも一斉にリリースされている。容量別に5種類ラインアップされており、リテールボックスとバルク品がみられる。リテール品の価格は、480Gバイトモデルは8万円〜9万円弱、240Gバイトモデルは4万円台前半、180Gバイトモデルは3万円前後、120Gバイトモデルは2万円弱、60Gバイトモデルは1万2000円前後だ。
520シリーズは、2011年3月にデビューしたインテル初のSATA 3.0対応SSD「510」シリーズの後継で、SandForce製コントローラを採用している。最大転送速度は、リードが5モデル共通で550Mバイト/秒。ライトは180〜240Gバイトモデルが520Mバイト/秒で、120Gバイトモデルが500Mバイト/秒、60Gバイトモデルが475Mバイト/秒となる。
インテルが週末に発売記念キャンペーンを企画したこともあり、街全体で注目度が高く、初回から好調に売れている様子だ。ツートップ秋葉原本店は「SSD全体で主力となっている120Gバイトモデルと、ライトが高速でそこそこ買いやすい180Gバイトモデルあたりが人気です」とコメントする。一方で、「Marvell製コントローラを採用している510シリーズを探している人もかなり多くて、旧世代が急速に市場在庫を減らしていますね」(某ショップ)といった声もあった。
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