Windows 8では「Live Tile」によるステータス確認のほかに、「Notifications」と呼ぶ仕組みを用意する。これは、メール着信などがあったときに表示するメッセージ群で、Windows 8 DPでもアプリの動作中やスタート画面の右下にNotificationsのメッセージを表示する。また、起動時のロック画面上にも「Notifications」を表示できるので、操作ロックの状態でもメールの着信を把握できる。
ロック画面におけるNotificationsの設定方法は簡単だ。コントロールパネルの「Personalize」を開いて「Lock screen notifications」を選択する。詳細情報を表示する1つのアプリと、簡単なステータスバッジ(例えばメールの着信数など)を表示する6つのアプリを選択できる。だが、Windows 8 DP環境でこの項目を選択しようとしても、Notificationsを設定できるアプリが一覧に表示されないはずだ。
この原因は2つの可能性が考えられる。1つは、「Notificationsを利用可能なアプリがWindows 8 DPでは標準で登録されていない」こと、もう1つが「そもそもNotificationsがWindows 8 DPに実装されていない可能性がある」ということだ。2011年9月に開催されたBUILDカンファレンスで試用した評価用機材で動作していたことを確認しているが、現在使っているWindows 8 DP環境ではうまく動作できなかった。
このあたりは2月末での提供が予告されている「Windows 8 β版」と、Metroスタイルアプリがダウンロードで利用できる「Windows Store」のリリースを待つ必要があるかもしれない。
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