ストレージ関連では、プレクスターの新シリーズ「M5S」に属する2モデルが人気だった。256Gバイトの「PX-256M5S」が2万円弱で、128Gバイトの「PX-128M5S」は1万2000円弱となる。在庫は潤沢だ。
M5Sシリーズは、Marvel製コントローラ「88SS9174」とマイクロン製のNANDフラッシュを採用しており、世界最速のランダムリード/ライト(7万3000/7万IOPS)をうたう。シーケンシャルリード/ライト速度は、256Gバイトモデルが520/390(Mバイト/秒)で、128Gバイトモデルが520/200(Mバイト/秒)となる。
パソコンハウス東映は「プレクスター製の今後の主力を担うシリーズだと思います。SSD全体のトレンド的に128Gバイトが売れ筋になると思いますが、個人的には、容量単価が安い256Gバイトモデルもブレイクしそうな気がしますね」と話していた。
240〜256Gバイトモデルは、ほかのシリーズでも容量単価が最安のラインとなっており、ニーズが高まっているという声を聞く。ソフマップ秋葉原本館は「ブートドライブの容量に余裕を持たせたいという人は、普通に256Gバイトモデルを選ぶようになっています。安いシリーズなら2万円以下で買えるので、悪くない選択肢だと思いますよ」と語る。
なお、M5Sシリーズにも64Gバイトモデルがラインアップされているが、今回は入荷を確認できなかった。某ショップは「SSDは120〜128Gバイトクラスが中心で、次が180〜256Gバイトクラスという状況です。HDDのキャッシュ用など限定的な目的以外、64Gバイトモデルをあえて選ぶ人は減っていますね。正直、過去のものという感じがあります」と話していた。
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