> 特集		2003年9月19日　06:30 PM 更新

USBポートを装備し、スタンドアロンでデータを転送できる外付けHDD（3/4）

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COPYボタンのワンタッチでダイレクトコピーが可能

　DirectStationでは、デジタルカメラ、カードリーダー、フラッシュディスクといったUSBによって接続できるマスストレージ製品を直接接続することで、メモリ内のデータをコピーできる「ダイレクトコピー」機能が装備されている（Windowsのみ）。

　対応しているUSBメモリ機器は、ドライバをインストールすることなくPCで使用できる製品となる。ただし、今後ファームウェアのアップデートによって対応機器が増える可能性もある。

ダイレクトコピーは、DirectStation前面のUSBポートにUSBメモリ機器を接続しCOPYボタンを押すだけだ。PCを使わずにデータをコピーできる

　使用方法はいたって簡単で、本体前面にあるUSBポートにデジタルカメラやメモリを接続し「COPYボタン」を押すだけだ。USBメモリ機器を接続すると、本体のHDDランプとUSBランプが点灯する。この点灯を確認したらCOPYボタンを押せばよい。コピー中はこれらのランプが点滅し、消灯すればコピー完了だ。あとはメモリー機器を取り外してかまわない。

DirectStationにUSBメモリー機器を接続し、2つのLEDの点灯を確認したらCOPYボタンを押す。これだけでコピーが開始される

　COPYボタンを押すと、メモリ内のデータがすべてDirectStationにコピーされ、またその際には本体内にフォルダが新規作成される。フォルダ名は8桁の数字になるので、デジタルカメラなど最上位のフォルダが同じ名称の場合でも問題なく繰り返しコピーできる。コピーを中断したい場合はCOPYボタンを1秒以上押し続ければよい。

USBメモリー内のデータは、すべてDirectStationにコピーされる。コピーを行うごとにDirectStation内に新しいフォルダが作成される

　ダイレクトコピーに対応するUSBメモリ機器については、メルコの製品ページで順次公開されているので確認しよう。

USBポートを装備し、スタンドアロンでデータを転送できる外付けHDD まずはPCに接続してセットアップしよう COPYボタンのワンタッチでダイレクトコピーが可能 外付けHDDとしてのベースにプラスして、使い勝手良く機動性も高い

[吉澤亨史, ITmedia ]

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