パフォーマンスと細部へのこだわり、NECノートPC最上位マシン「LaVie C」(1/4)LaVie Cは、デスクトップ機と同等のパフォーマンスを持つシリーズ最上位のA4オールインワンノートだ。パームレストには合皮素材を使用し、キーボード奥にはハーフミラーパーツを装備するなど、外観にも高級感のあるデザインが採用されている。性能テストなどを通して、その魅力に迫ってみたい。
LaVie Cは、デスクトップ機と同等のパフォーマンスを持つNECのLaVieシリーズ最上位のA4オールインワンノートだ。パームレストには合皮素材を使用し、キーボード奥にはハーフミラーパーツを装備するなど、外観にも高級感のあるデザインが採用されている。性能テストなどを通して、その魅力に迫ってみたい。
LaVie Cの市販シリーズには、モバイルPentium4/3.06GHz(HTテクノロジ対応)を搭載する「LC900/7D」と、モバイルPentium4/2.66GHzを搭載する「LC700/7D」の2モデルが用意されている。メモリの容量が、それぞれ512Mバイトと256Mバイトである以外は共通仕様で、グラフィックチップには、ATIの「MOBILITY RADEON 9000(64Mバイト)」、HDDは、約80Gバイト(UltraATA-100、LC900/7Dは高速5400回転/分のHDDを採用)。そのほか、高解像度対応の15型液晶ディスプレイやDVDマルチドライブなどを搭載するなど、ハイエンドモデルに相応しい豪華な構成となっている。 そして、NECのWebストア「121@store」で購入できる「LaVie G タイプC」では、店頭モデルをベースに好みの仕様に変更が可能で、価格も幅広い設定となっている。 一例を挙げると、ディスプレイが15型XGA表示対応の「ベーシックXGAモデル」では、CPUがモバイルPentium4/2.66GHz、メモリが256Mバイト、HDDが40Gバイト、マルチプレードライブ(CD/DVDコンボドライブ)などの仕様で18万800円など。グラフィクチップは、共通でMOBILITY RADEON 9000(VRAM64Mバイト)を搭載するため、これでも十分高性能だが、20万円を切る価格はかなりお手頃だ。 CPU、メモリ、HDD、光学ドライブ、ディスプレイタイプ、オフィスパッケージの有無などは好みに応じて選択できるほか、1万円プラスして、IEEE802.11a/b/g対応のトリプルワイヤレスLANの搭載も可能となっている(下記は121@storeモデルの表です)。
LaVie Cの最大の注目ポイントは、この豪華な仕様による高性能にあるともいえるので、さっそくベンチマークを試してみた。評価に使用したのは市販上位モデルの「LC900/7D」のほうで、手元には、「Lavie M(LM700/7E)」と「Lavie J (LJ700/7E)」のテスト結果を持ち合わせていたため、参考までに併記している。 もちろん、他の2機種は競合するクラスの製品ではないが、ベンチ結果を比較すると、その性能差は歴然であることがわかる。CPUがダントツに高スコアなのは、クロック周波数の仕様からしても明らかだが、メモリやHDDについても結構な差がついている。 LaVie Cとほかの2機種との相違点としてまず挙げられるのが、チップセットとシステムバス仕様の違いだ。LaVie MとLaVie JではチップセットにIntel 855PMを採用し、システムバスが400MHzであるのに対して、LaVie Cではチップセットは852PM、システムバスは533MHzと高速な仕様となっている。 これに加えて、メモリについては、他の2機種がPC2100対応のSDRAMを搭載しているのに対し、LaVie CではPC2700対応のものを採用していることも影響しているのだろう。HDDは、3機種とも容量は最大80Gバイトだが、LaVie MとLaVie Jが4200回転のディスクであるのに対し、LaVie Cには5400回転のものが搭載されており、こうした仕様の差にあらわれているのだ。 関連リンクNECのWebストア「121@store」 [土田一彰, ITmedia ] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. 前のページ | 1/4 | 次のページ モバイルショップ
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