> レビュー 2003年6月30日 08:42 PM 更新

DynaBook G7/X19PDEW
テレビ録画機能付きオールインワンノートPC(2/3)

製品写真
総合評価8
デザイン7
パフォーマンス8
機能8
拡張性8
付属ソフト6
コストパフォーマンス6
レイティングポリシー

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高級感あるシックなデザイン。パフォーマンスも十分


 東芝の「DynaBook G7」は、シックなデザインの筐体とパフォーマンスに優れたCPUやグラフィックを搭載した、ハイパフォーマンスのノートPCだ。今回使用した「DynaBook G7/X19PDEWモデル」(以下、X19PDEW)は、同シリーズの中でも、テレビ録画機能を搭載している唯一の製品。クリアパネルを使用したClear SuperView液晶ディスプレイと有名オーディオブランド製スピーカーを内蔵しており、映像と音楽の楽しみを十分に引き出してくれる。

 X19PDEWの本体は、プレミアムブルーと呼ばれているカラーリングが施されており、同社のフラッグシップらしい高級感のある落ち着いたデザインとなっている。ディスプレイの背面部のカバーは湾曲しており、中央部分を指で押すと変形してしまう点はやや気になるところだが、シックなデザインはどんな場所でもマッチするだろう。


本体正面。液晶ディスプレイはSXGA+対応15型TFT。クリアパネルを採用したClear SuperViewを採用しており、動画再生時も鮮やかに再生できる


本体背面。ほとんどのインタフェースは側面についており、背面にはモデムとイーサネットのコネクタがあるだけだ。上側のシルバーの部分はharman/kardon製のステレオスピーカーが搭載されており、本体背面のサブウーファにより迫力のあるサウンドを再生できる

 DynaBook G7シリーズの中ではパフォーマンスよりも機能に重点を置いているモデルなので、搭載しているCPUなどは比較的おとなしめである。上位モデルにはより高速なプロセッサを搭載しているものもあるが、X19PDEWでは、CPUにモバイルPentium4プロセッサ-M/1.90GHzが使われている。メモリは512Mバイトを標準搭載しており、複数のアプリケーションを同時に起動してもストレスは感じない。ただし、同製品のセールスポイントであるさまざまなAV機能をフルに活用すると、エンコードなどCPUの負荷が集中する場面ではパワー不足を感じること場面も出てくるだろう。

 ビデオチップはNVIDIAのGeForce4 460Goを搭載し、ビデオメモリは32Mバイト搭載している。ノートPCとしては3Dゲームをプレイするための十分な描画能力を持っている。また、ビデオチップ内に含まれる画像処理エンジンにより、DVD Video再生時のクオリティも確保されている。


PCMark2002Proのベンチ結果

 X19PDEWはハードディスクを含めて2スピンドル構成となっている。ハードディスクは60Gバイト、光学式ドライブにはバッファアンダーランに対応したDVD-R/RW/RAMの書き込みが可能なDVDマルチドライブを搭載し、大容量のデータのバックアップやDVD Videoの作成も行える。

[赤坂賢太郎, ITmedia ]

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