> レビュー		2003年7月11日　06:01 PM 更新

デスクトップ用CPU搭載のBTO対応ミッドレンジノートPC
デルコンピュータ Inspiron5100（2/3）

	総合評価 7 デザイン 6 パフォーマンス 9 機能 6 拡張性 6 付属ソフト 6 コストパフォーマンス 7 レイティングポリシー

前のページ

デスクトップ向けCPU＆チップセット搭載で高パフォーマンスを発揮

「Inspiron 5100」は同社のコンシューマー向け製品だが、デザインはいたってシンプルだ。シルバーとブルーのツートーンカラーは最近の同社製品のトレンドで、以前のような無骨なイメージは薄れている。このデザインがスタイリッシュといえるかどうかは評価の分かれるところだ。いや、スタイリッシュかどうかを云々するよりもむしろ、実用重視の質実剛健なスタイルであると評価するほうが正しいのだろう。

本体正面。筐体は下位モデルのInspiron 1100と共通だ

本体背面。レガシーインタフェースは持っていない。発熱の大きなデスクトップ向けのCPUを搭載しているため、ダクトの開口部は大きく、銅製のヒートシンクが見える

　デスクトップ向けのCPUやチップセットを採用し、コストを抑えつつ高いパフォーマンスを実現している。CPUにはPentium 4を、チップセットにはデスクトップ向けのIntel 845PEを採用。BTOメニューでは、ベースモデルとなる2.40GHzのほかに2.66GHzのハイパフォーマンスCPUも用意されている。メモリスロットは2基あり、標準256Mバイトから最大1Gバイトまで増設できる。グラフィックスチップはATI TechnologiesのMobility RADEON7500を搭載。ビデオRAMは16Mバイトまたは32Mバイトが選択可能だ。

　ハードディスクの容量は20〜60GバイトがBTOで選択可能。光学式ドライブも、CD-ROMドライブ、DVD-ROMドライブ、DVD-ROM ＆ CD-R/RWコンボドライブのほかに、DVDの書き込み／書き換えが可能なDVD+R/RWドライブも選択できる。

　ただし、光学式ドライブは固定式となっているため、購入後にドライブだけをアップグレードするといったことはできない。購入時には用途や目的をよく考えて光学式ドライブを選択しよう。

[赤坂賢太郎, ITmedia ]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

前のページ | 2/3 | 次のページ

---