エンタテインメントをモバイルできる高性能「LaVie M」(2/3)CPUの動作状況をグラフィカルに表示することも可能で、設定に関係なく一時的にCPUパワーをMAXにすることもできる。映像のエンコードやCGワークなどCPU負荷の高い作業を行うときは、瞬時に最大パフォーマンスに切り替えられるので便利だ。
電源管理ユーティリティで利用シーンに応じた設定を使い分けられる
それぞれの設定で電源を切るまでの時間やディスプレイの輝度などを変更可能
CPUの動作クロック状況をグラフィカルに表示。右上のブーストボタンで設定に関係なく最速にできる
モバイルで忘れてはならないもう一つの重要なポイントが、キーボードやポインティングデバイスなどの入力環境だ。コンパクトなノートPCでは、キーボードのサイズが小さくなり、充分なキーピッチが得られないこともあるが、本機ではデスクトップと同等の19ミリを確保している。キーストロークは2.5ミリで、タイピング感も上々。数字キーなどの上下幅が短くなっているため、最初はやや慣れが必要だが、その分パームレストが広くとられてるので、長時間でも疲れにくい快適な入力が可能だ。 ポインティングデバイスについては、各種スクロール機能を搭載するNXパッドを装備している。パッドの右端や下端をなぞることで縦横スクロールが可能なほか、ブラウザの [進む] 、[戻る] の操作を行えるブラウザ補助機能、「ウィンドウの最小化」や「ショートカットメニュー」表示などのアクションを割り当てられる左右のコーナータップなどにより、マウス以上に多彩な操作が可能となっている。 また、キーボード右上には、プログラムの起動が可能な2つのワンタッチボタンを装備。標準ではメールとインターネットが割り当てられているが、別のプログラムへの変更も可能で、1つのボタンに最大5つまでのプログラムを登録して同時または順次起動するといった設定もできる。
タイピング感も念入りに設計されたLaVie M
左右のコーナータップ機能には各種操作を割り当てられる
ワンタッチボタンには最大5つまでのプログラムを同時に割り当てられる
LaVie Mの通信機能は、100BASE-TX対応の有線LANと最大56Kbpsのモデム機能をベースとして、Web直販モデルでは、IEEE 802.11b準拠の無線LANと、Atheros社のチップを搭載しIEEE 802.11a/b/gのすべての規格をサポートする無線LANが選択できる。 802.11gでは、同じ2.4GHzの周波数帯域を使った802.11bにも対応するが、街中などで利用できる無線LANサービス(いわゆるホットスポット)では、5.2GHzの周波数帯域を使った802.11a準拠のアクセスポイントを採用しているところもある。こうした場合に、すべての規格に対応するデュアルバンド仕様であれば、場所を限定されることなく利用できるため、特にモバイル時には大いにそのメリットを実感できるだろう。 関連リンクLaVie Mをカスタマイズして買おう NECのWebストア「121@store」 [土田一彰, ITmedia ] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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