> レビュー 2003年11月14日 09:15 AM 更新

大迫力のワイドスクリーンで、harman/kardonサウンドを聴け――dynabook V9/W14LDEW(3/3)


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 OSはWindows XP Home Edition。アプリケーションソフトとして、最新のオフィススイートソフト「Microsoft Office Personal Edition 2003」、ウイルス対策ソフト「Norton Internet Security 2003」、CD/DVDライティングソフト「Drag'n Drop CD+DVD」、英日・日英翻訳ソフト「The 翻訳 インターネット V7.0 LE」などをプリインストールする。

 また、DV編集・記録ソフト「InterVideo WinDVD Creator 2 Platinum」のCD-ROMを同梱している。このように付属ソフトは、実用ソフトからエンターテインメントソフトまでとても充実したラインナップだ。

 バッテリー駆動時間は、このクラスとしては長寿命の約4.0時間(JEITA 1.0)となっている。実際に、約2時間のDVD映画を再生してみたが、バッテリー残量17%(約30分)を残しすべて鑑賞することができた。この結果から、2時間30分ぐらいまでの映画であれば、バッテリーだけで視聴できそうだ。長編映画といえども、2時間30分を超えるものはあまりないので、ほとんどの映画はバッテリーだけで見られるといってよいだろう。

 本体サイズは幅360×奥行き270×高さ25.4〜35.9ミリの比較的薄型タイプで、バッテリー装着時の重量は約2.8キロ。毎日の通勤や通学に常時携帯するのは厳しいと思われるが、家庭や会社内での移動、いざというときの持ち運びには苦にならない重さだろう。

 次に、ベンチマークのテスト結果を示しておく。なお、参考までにV9とスペックの近い「ThinkPad R50 1829-7DJ」のスコアも併記した。

 ThinkPad R50は、グラフィックスチップにATIの「MOBILITY RADEON 9000」(ビデオメモリ32Mバイト)を採用した違いがあるものの、Pentium M/1.4GHz、Intel 855PMチップセット、256MバイトのPC2700対応DDR SDRAMのスペックはV9と共通である。ただ、ビデオメモリがV9の半分であることに注意してほしい。

 各種ベンチマーク結果は以下のとおり。スコアはいずれも3回計測の平均値とする。



 なお、dynabook V9(1280×800ピクセル)でのテスト結果は、3DMark2001 SEが5709、3DMark03は1035だった。

 3Dグラフィックス関連のスコアは、GeForce FX Go5200と64Mバイトのビデオメモリを搭載しているため、ノートPCの中ではとてもよい結果が出た。dynabook V9は、FINAL FANTASY XI Official BenchMark 2以外の項目のすべてで、ThinkPad R50のスコアを上回っている。ただ、ThinkPad R50のビデオメモリがV9の半分であるため、3Dグラフィックス性能が下回るのは当然のことだ。3D性能の比較についてはあくまで参考値としてほしい。

 ちなみに、ビデオメモリが同容量で、DirectX 8対応ゲームであれば、GeForce FX Go5200より、MOBILITY RADEON 9000のほうがよい結果を得られると思う。ただし、DirectX 9対応ゲームとなると逆転し、GeForce FX Go5200が性能を発揮できる。現状ではDirectX 9に対応するゲームは少ないが、今後はDirectX 9対応製品が増えていくはずで、将来性を考慮するとGeForce FX Go5200が有利だろう。

 気になる価格はオープンプライスとなるが、実売価格は24万円前後だ。この比較的購入しやすい価格帯で、15.4インチWXGAのワイド画面に、GeForce FX Go5200、DVDマルチドライブ、harman/kardonスピーカーを搭載しているとなれば、非常にコストパフォーマンスの高い製品といえる。

 価格とパフォーマンスはトレードオフの関係にあり、バランスを取ることが難しいが、Vシリーズにはより高速なCPUを期待してしまう。本モデルは高性能なグラフィックスチップを採用しているだけに、1.50GHz以上がよかったのではないだろうか。また、AV重視のノートとして、TVチューナー内蔵モデルが用意されていないのはちょっと残念だ。

 とはいえ全体的に見れば、dyanabook V9は実にバランスのよくとれているマシンだと思う。ホームやビジネス利用はもちろんのこと、3Dゲームがストレスなく楽しめる上に、いざというときのモバイル性能も兼ね備えているのだ。1台のノートPCで何でもやりたいという人や、AV性能やグラフィックス性能を重視したいユーザーは、V9の購入を考えてはいかがだろうか。

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[高柳政弘, ITmedia ]

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